アロンソアの育て方|植物図鑑

植物名
アロンソア
学名

Alonsoa meridionalis

和名
ベニコチョウ
科名
ゴマノハグサ科
属名
アロンソア属
原産地
ペルー

アロンソアの特徴

アロンソアは6月~11月に小さな花が長期間咲く多年草です。原産地では多年草ですが、品種によっては一年草として扱われることもあります。

アロンソアの花色は赤、オレンジ、アプリコットなどの暖色系で寄せ植えや花壇に利用されています。

アロンソアの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 25cm~50cm
耐寒性 普通
耐暑性 普通
花色 赤、アプリコット、オレンジ
開花時期 6月~11月(真夏は除く)

アロンソアの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
開花

アロンソアの栽培環境

日当たり・置き場所

アロンソアは日当たりが良く、風通しのよい場所で育てましょう。

用土

水はけがよい土が適しています。鉢植えの場合は草花用の培養土で問題なく育ちます。

アロンソアの育て方のポイント

水やり

「渇いたらたっぷりと」を目安に水やりをします。アロンソアは過湿を嫌うので、水のやりすぎ、梅雨や長雨などの雨の多い時期は水をやりすぎないように注意しましょう。

肥料

アロンソアは開花期間が長い草花なので、肥料を定期的に与えるのが大切なポイントです。液体肥料なら月に2~3回、固形肥料なら月に1回程度が目安です。それぞれの肥料の説明書きに書いてある使用頻度は必ず確認しましょう

病害虫

ハダニ

ハダニは、体長0.3mm~0.5mmほどの小さな害虫です。葉の裏側に潜み吸汁します。3月~10月の暖かい時期に発生しやすく、植物の葉から栄養を吸収して弱らせます。ハダニの被害に遭った場所は、葉緑素が抜けた状態になり葉が白っぽくなります。そのまま放置しておくと最悪の場合枯れてしまいます。

アブラムシ

アブラムシは、おもに植物の新芽やつぼみに群生して、植物の汁を吸い、生育を阻害します。さらに、ウィルス病を媒介するため植物にダメージを与え、大量のアブラムシに侵された植物はやがて枯れてしまします。早期発見が肝心です。見つけたら駆除していきます。

アロンソアの詳しい育て方

選び方

アロンソアの苗は4月ごろから出回ります。

徒長していない、葉の色が生き生きとしたグリーンでつぼみがたくさんついた苗を選びましょう。

種まき

アロンソアは3月~5月が種まきの時期です。育苗ボックスなどに種を蒔き、本葉が4枚から6枚に生長したらポット苗に移植します。その後、摘芯を繰り返していくとしっかりとした茎数の多い苗に生長します。

植え付け

真夏と真冬以外ならいつでも植え付け可能です。苗が出回るのは4月ごろからです。陽気のよい時期に植え付けをすると元気に生長する確率が高くなります。

摘芯(摘心)・摘果

茎が伸びすぎた時は、ピンチ(摘心)して草姿を整えるときれいな株を保ちます。

剪定・切り戻し

花がひと通り終わったら切り戻しをすると、しばらくすると返り咲きます。

植え替え・鉢替え

春と秋が植え替えの適時です。鉢の中が根でいっぱいになったら一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けをします。

花が終わったあとの花がらはまめに摘み取ることが大切です。ひと通り開花したら花丈の半分くらいに切り戻して梅雨から真夏を管理すると、秋に再び返り咲きます。

夏越し

アロンソアは日本の高温多湿のような真夏にはやや弱いため、真夏は花が休むことがあります。

冬越し

関東平野部では越冬可能です。ただし、何度も霜に当たると弱ってしまうので真冬の置き場所は考えましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種まきで増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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