レモンバーベナの育て方・栽培|植物図鑑
- 植物名
- レモンバーベナ
- 学名
Aloysia triphylla
- 和名
- 香水木(コウスイボク)、防臭木(ボウシュウボク)
- 別名・流通名
- ベルベーヌ
- 科名
- クマツズラ科
- 原産地
- 南米
レモンバーベナの特徴
レモンバーベナはレモンの香りに似たさわやかな香りがするクマツヅラ科の落葉低木のハーブです。フランスでは「ベルベーヌ」の名前で親しまれ、食後に飲むハーブティーとして有名です。レモンバーベナの香りは癖がないので、ハーブの初心者にも受け入れられやすい香りです。
レモンバーベナの葉は明るいライムグリーンの色をしているので、庭木としても周囲を明るくしてくれる存在です。
レモンバーベナの詳細情報
園芸分類 | ハーブ |
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草丈・樹高 | 100~300cm |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
花色 | 白 |
開花時期 | 8月~9月 |
レモンバーベナの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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植え付け | ||||||||||||
開花 | ||||||||||||
収穫 |
レモンバーベナの栽培環境
日当たり・置き場所
レモンバーベナは日当たりがよく風通しがよい場所を好みます。寒さには弱いハーブなので、寒冷地は室内で管理しましょう。
用土
水はけのよい土が適しています。市販の草花用の培養土やハーブの培養土などでも問題なく育ちます。
レモンバーベナの育て方のポイント
水やり
排水性のよい土が適していますが、極端に乾燥して水切れを起こすと、葉が茶色くなったりするサインを出します。鉢植えのレモンバーベナは、鉢の表面が乾いてきたら、鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと水やりをしましょう。
肥料
地植えのレモンバーベナは、植え付け時に有機肥料を元肥としてすきこみながら植え付けます。鉢植えのレモンバーベナは、初夏に有機肥料を追肥しましょう。
病害虫
風通しが悪いとアブラムシ、ハダニなどがつくことがあります。こまめに葉裏などもまめにチェックし見つけたら駆除しましょう。
レモンバーベナの詳しい育て方
選び方
葉が痛んでいない、枝数の多い苗を選びましょう。
植え付け
レモンバーベナは初夏の陽気のよい時期に植え付けます。寒さには弱いハーブなので、地植えで育てられるのは冬の寒さが厳しくない地域のみです。また、ポット苗で購入したものは、いきなり地面におろさず、鉢植えで数年育てて大株になってからにしましょう。
仕立て方
レモンバーベナは、初夏以降の生長がとても早いハーブです。放任で育てると、枝がどんどん出てきて株が乱れがちになるので、若い苗のうちに摘心を繰り返して育てていくと、枝数が多くなり収穫量も増えます。
花
夏にとても小さな花が開花します。
収穫
レモンバーベナ単体でもおいしいハーブティーになりますが、飲みなれないうちは紅茶とブレンドするとよいかもしれません。お茶としての利用が一番一般的ですが、その他、料理やお菓子の香りづけなどにも使われます。生の時と乾燥させた時とでは、香りや味わいが変わるので、比べてみることをおすすめします。
レモンバーベナは乾燥させても香りが残るので、シーズン最後に葉っぱをすべて収穫して、乾燥させて保存するとよいでしょう。食用の他、ポプリとしても楽しめます。
夏越し
レモンバーベナは暑さには強いので特別な夏越しの必要はありません。
冬越し
レモンバーベナは寒さには弱いハーブなので、東京でも地植えよりは鉢植えで育てた方が安全です。東京程度の寒さなら室内に取り込まなくても戸外で越冬可能です。レモンバーベナは落葉樹なので、冬場は葉っぱが落ちて枯れ木のような見た目になります。葉っぱの芽吹きは他のハーブと比較すると遅い方で、落葉期間が長く芽吹きも遅いので、枯れたと思いがちですが毎年だいたいゴールデンウィークごろに芽吹きます。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
レモンバーベナは、挿し木で増やすことができます。