ガイラルディアの育て方|植物図鑑
- 植物名
- ガイラルディア
- 学名
Gaillardia
- 英名
- Gaillardia
- 和名
- 天人菊
- 科名
- キク科
- 属名
- テンニンギク属
- 原産地
- アメリカ
ガイラルディアの特徴
ガイラルディアは、南北アメリカ原産のキク科の多年草、または一年草です。品種によって一年草のものと多年草の品種があります。品種によっての花丈も様々で、矮性から高性まであります。暑さに負けずたくさんの花を咲かせる丈夫な花で、開花期間も長いので、夏の花壇にはおすすめの素材です。
ガイラルディアの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
---|---|
草丈・樹高 | 30~80cm |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 強い |
花色 | 赤、黄色、オレンジ、複色 |
開花時期 | 6月~10月 |
ガイラルディアの種類
オオテンニンギク(Gaillardia aristata) 多年草のガイラルディア
テンニンギク(G. pulchella) 一年草のガイラルディア
現在流通しているガイラルディアは、オオテンニンギクとテンニンギクの交配種、それぞれの変種など、数多くの品種が流通し、毎年のように新品種が出ています。
ガイラルディアの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりと水はけ、風通しのよい場所で育てましょう。
用土
地植えする場合は、すでに草花が問題なく育っている環境ならすぐに植え付けることができます。鉢植えの場合は、草花用の培養土で問題なく育ちます。ガイラルディアは特に土質を選ばない草花です。
ガイラルディアの育て方のポイント
水やり
乾き気味の土を好むので、水やりは土の表面が乾いたらたっぷりとを目安に水やりをしましょう。地植えのガイラルディアは、根付いてからの水やりの必要はありません。
肥料
少なめの肥料で育ちます。春と秋に追肥する程度で大丈夫な草花です。
病害虫
目立った病害虫の害はありません。
ガイラルディアの詳しい育て方
選び方
葉の色が黄色くない、生き生きとした緑色でつぼみのたくさんついた苗を選びましょう。
種まき
春または秋に種まきをします。直播か育苗箱などにまいて、本葉が2~3枚程度になったら移植します。
植え付け
大きくなるガイラルディアは、どちらかというと地植え向きです。最近はたくさんの品種のガイラルディアが流通しているので、品種に適した場所に植え付けましょう。
仕立て方
高性タイプのガイラルディアは支柱を立てて、風で倒れるのを防止します。
剪定・切り戻し
株の姿が乱れてきたら、全体の半分くらいに切り戻して仕立て直します。大幅な切り戻しは夏ごろまでに済ませ、秋になってからは、花がらを摘む程度にします。切り戻すのが遅くなると、秋の返り咲く時期に花を楽しめません。
植え替え・鉢替え
多年草のガイラルディアは、2~3年に一回、一回り大きめな鉢に植え替えましょう。
花
6月~10月に開花します。終わった花がらは、まめに摘み取り、種をつけないようにするとたくさんの花を楽しむことができます。
冬越し
一年草のガイラルディアは冬前までが寿命です。多年草のガイラルディアは、晩秋に地際で刈り込みます。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
多年草タイプは株分け、さし芽、一年草タイプは種まきで増やすことができます。