初心者でも育てやすい! ローズマリーの育て方|剪定、挿し木のコツなどについて

小野寺葉月

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初心者にも育てやすいハーブと言えば、ローズマリーです。ローズマリーの育て方のポイントをご紹介します。

基本的なことをおさえたら、ローズマリーを簡単に増やす方法、「挿し木」もチャレンジしてみませんか? でも挿し木って難しいんじゃない? いえいえ、いくつかのポイントさえ押さえれば、初心者でもできるのです! ローズマリーを育てる上で大切な剪定 についてもご説明します。

目次

ローズマリーってどんな植物?

ローズマリーは地中海沿岸を原産地とする、料理などにも使うことのできる汎用性の高いハーブです。販売店も多く、あちこちで植えられて育てられているため、ハーブの中でも認知度が高いです。シソ科の常緑低木ですが、生育すると2m弱になる場合もあるそうです。日本でよく見るローズマリーの中には、立地性という空に向かって伸びていく種類と、匍匐性という地を這う・垂れ下がる種類があります。花は青~薄紫色が多いのですが、まれに白やピンクもあります。

ローズマリーは地中海沿岸を原産地とする、料理などにも使うことのできる汎用性の高いハーブです。販売店も多く、あちこちで植えられて育てられているため、ハーブの中でも認知度が高いです。シソ科の常緑低木ですが、生育すると2m弱になる場合もあります。日本でよく見るローズマリーの中には、立地性という空に向かって伸びていく種類と、匍匐性という地を這う・垂れ下がる種類があります。花は青~薄紫色が多いのですが、まれに白やピンクもあります。

ローズマリーについてはこちらもご覧ください

ローズマリー

  • ローズマリーは、地中海沿岸地方が原産の常緑性低木です。ローズマリーは食用から化粧品まで幅広く利用されているハーブです。清々しい香りが特徴のハーブで、煮込みからグリルまで色々な料理に使われています。 ローズマリーは非常に強健で、乾燥した痩せ地でも育ちます。また強風にもよく耐える性質なので、非常に育てやすい植物です。ローズマリーには真っ直ぐ上に伸びる木立性と地面を這うように伸びるほふく性があります。ほふく性のローズマリーはグランドカバーとしても人気があります。ローズマリーは春から秋にかけて、青から青紫、またはピンクの小さな花を咲かせます。ローズマリーの花は環境さえあえば四季咲きです。

 

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ローズマリーの種類、代表的なもの3つ

ローズマリーは大きく分けると3種類あります。また、品種によって耐寒性が変わってきますので、育てる環境に合った品種を選ぶことが大切です。

立性

上に向かって伸びていくタイプのローズマリーです。草丈が2mほどまで成長するので生垣などにもお勧めです。

アープローズマリー・耐寒性強い(-15度までOK)

ローズマリーレックス・耐寒性強くない(-5度までOK)

ローズマリーマリンブルー・耐寒性強い(-15度までOK)

半匍匐性

茎が横方向に伸び、そのあと上に向かって成長していくタイプです。

ローズマリーウッドパープル・耐寒性強くない(-5度までOK)

フォータブルーローズマリー・耐寒性強くない(-5度までOK)

匍匐性

下に垂れさがって伸びていくタイプのローズマリーです。石垣などからたらしたり、壁面の上から生やすのによいでしょう。

ローズマリーロックウッドデフォレスト・耐寒性強い(-10度までOK)

ローズマリーダンシングウォーター・耐寒性強くない(-5度までOK)

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ローズマリーの育て方、ポイントをおさえよう

日当たりが良く、水はけの良い場所で

日当たりがよく、水はけのよい場所で 鉢で育てる場合は、日当たりがよく、土が乾燥しやすい場所へ置きましょう。明るい日陰でも育ちますが、日当たりのよいところに置くほうが元気な株に育ちます。湿気に弱いので梅雨の長雨で土が湿ったままだと根腐れを起こすことがあるので注意が必要です。雨の日が続きそうな場合は屋根の下で雨が当たらないところに置きましょう。また、風通しのよい場所を好みます。枝が込み合っている場合は、そのままにしておくと株が蒸れてしまい、病害虫が発生しやすい環境になりますので、剪定を兼ねて収穫しましょう。剪定した枝は、料理にも使ったり、リースやスワッグなどのクラフトに使えて便利です。

ローズマリーを鉢で育てる場合は、日当たりが良く、土が乾燥しやすい場所へ置きましょう。明るい日陰でも育ちますが、日当たりの良いところに置くほうが元気な株に育ちます。湿気に弱いので梅雨の長雨で土が湿ったままだと根腐れを起こすことがあるので注意が必要です。雨の日が続きそうな場合は屋根の下で雨が当たらないところに置きましょう。また、風通しの良い場所を好みます。枝が込み合っている場合は、そのままにしておくと株が蒸れてしまい、病害虫が発生しやすい環境になりますので、剪定を兼ねて収穫しましょう。剪定した枝は、料理にも使ったり、リースやスワッグなどのクラフトに使えて便利です。

湿気は避けて、環境にあった苗を選ぶ

基本的にローズマリーは暑さにも寒さにも強い植物です。耐寒性に関しては、品種によって若干違うので、寒冷地にお住いの方は、耐寒性を調べて品種を選定するとよいでしょう。 初めて育てる方は、市販の「ハーブ用の土」がおすすめです。ローズマリーは、湿気に弱いため、水はけのよい土を好みます。水やりは土が乾いたらたっぷりあげるようにして、常に土がじめじめと湿っていないようにしましょう。ずっと土が水はけが悪そうな場合は小粒赤玉を混ぜてもよいでしょう。しかし、水を完全に切らせてしまうと葉が落ちて枯れてしまうので、注意しましょう。 ローズマリーは種類が多く、 上に向かって伸びていく立性と、地面を這うように伸びたり、垂れさがるように伸びるほふく性に分かれます。地植えにする場合の植え付けや、鉢の植え替えは春か秋に行いましょう。根と土のかたまりの状態をみて、根詰まり、土の水はけが悪い場合は植え替えをしましょう。梅雨や、真夏、冬場の植え替えは、植物にとってはストレスとなります花は2月~10月頃に開花し,白や薄紫、薄青など花色も何種類かあります。

ローズマリーを育てるときに気をつけたい病気や害虫

ローズマリーは基本的に虫が付きにくい植物です。しかし、育てる環境によっては虫が発生してしまう場合があります。

害虫

ハダニ・カイガラムシ・アブラムシなど。枝が込み入って風通しが悪くなることで、虫がつくことがあります。適度な剪定や水やりの管理など育て方が植物に合っていないと虫が発生しやすくなります。

病気

ローズマリーに発生しやすい病気はうどん粉病です。うどん粉病は葉にうどんこ(小麦粉)をまぶしたような状態になってしまう病気で、ローズマリーの場合は葉が細いためカビのように見えてしまうことがありますがそれはうどん粉病です。うどん粉病は感染した植物から菌が飛んできて付着することで感染してしまう病気なので、もし家のローズマリーにうどん粉病が発生したらすぐにその部分をカットして取り除きましょう。

\次は剪定と挿し木についてです!/

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小野寺葉月
小野寺葉月

中高短で美術を学び、卒業後観葉植物も扱う雑貨店で店長、バイヤーを担当。産後LOVEGREEN編集部で季節や庭木、虫の記事担当しつつ、説明や挿絵などで再び絵を描き始める。Botapiiでもエディブルガーデン他のイラストを担当。縁あって現在はフィリピンのセブ在住。ダイビングリゾートで広報も担当している為、海の中やマクロダイビングの世界に夢中。魚より珊瑚やホヤ、海藻など植物寄りの世界が好き。勘と勢いで生きている。

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