ネギ(葱)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉 

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ネギの花言葉や種類、特徴をご紹介!ネギは鍋料理や薬味に欠かせない、古くから日本人になじみ深い野菜です。5月頃になると葱坊主ができて白い花が咲きます。

 

ネギ(葱)の花言葉

ネギの花言葉は、「笑顔」「ほほえみ」「愛嬌」「挫けない心」。

 

ネギ(葱)について

科・属 ヒガンバナ科(ユリ科)・ネギ属
和名
英名 welsh onion
学名 Allium fistulosum
原産地 中央アジア
開花期 5月頃

 

ネギ(葱)の特徴

ネギの葉は、葉身部(緑葉)と葉鞘部(白根)に分かれ、根深ネギは主に葉鞘部を食し、ハネギは主に葉身部を食して葉鞘部も食します。一般的に関東では白ネギ、関西では青ネギと言われ、関東では盛り土をして白い部分を長く育てたものが好まれ、関西では青い葉の部分が好まれてきました。ちなみに、ネギの白い部分は淡色野菜、緑の部分は緑黄色野菜に分類されます。

古くから日本人に親しみのある野菜で、食べると風邪予防や血行促進などの効果があるとも言われています。

ネギは基本的に通年流通していますが、最も美味しい時期は11月~2月頃。比較的寒い高地が原産地なので、晩秋から冬に太くなり柔らかく、風味を増して甘く美味しく育ちます。

ネギは高温、乾燥や低温にも耐えて強健ですが、多湿には弱いため、通気性の良い土壌で育てます。いっぺんに収穫しなければならない場合は食べきれないので、収穫したネギをまとめて白い部分に土をかけて畑で貯蔵して順次使うこともできます。

ネギは、収穫せずにそのままにしておくと春に白い花を咲かせます。ネギ類の花のことを葱坊主と言いますが、葱坊主ができてしまうとネギの味が落ちるので見つけたら摘み取ります。葱坊主は咲かないうちに早めに取って天ぷらなどにして食べると美味しくいただけます。

ネギの花言葉「笑顔」「ほほえみ」「愛嬌」は、ネギの花のふわふわした可愛い姿や、葱坊主と呼ばれる愛らしさが由来とされています。「挫けない心」は、真っすぐ葉を伸ばす様子や、生長点を残してカットすると葉が何度も生えてくることからイメージして付けられたと言われています。

 

ネギ(葱)の種類

下仁田ネギ

群馬県下仁田町特産のネギ。丈が短くて太く、ずんぐりとした姿が特徴的です。柔らかくて加熱すると甘みが出ます。

深谷ネギ

埼玉県深谷市周辺で栽培されている根深ネギの総称。白くて柔らかく、甘い特徴があります。

九条ネギ

京都の特産で、葉ネギの代表と言えます。ぬめりが多く、甘くて柔らかい特徴があります。1本の茎から5~6本に枝分かれしています。

 

▼ネギ(葱)の詳しい育て方はこちら

ネギ(葱)

  • ネギ属は数多く種類が存在し、ネギ(葱)以外にも玉ねぎ・ニラ・ニンニク・分葱(ワケギ)・浅葱(アサツキ)・ラッキョウなどたくさんの種類があります。 ネギ(葱)を形態的、生態的特性からみて大きく分けると加賀群、千住群、九条群の3つに大別することができます。 加賀「夏ネギ型」 冬になると地上部が枯れて休眠する品種です。耐寒性が強く東北、北陸など寒い地域で多く栽培されている品種です。白い部分が多い下仁田ネギのような特徴のネギ(葱)です。 千住「冬ネギ型」 冬期に休眠せずにゆっくり生長を続ける品種です。耐寒性があまり強くないため、主に関東地方を中心に栽培されています。 スーパーで売っているネギ(白ネギ)のほとんどは、この千住群の品種です。 九条ネギ「冬ネギ型」 九条ネギは千住ネギと同じように冬ネギ型ですが、土寄せをする白ネギとは違い、主に緑色の葉の部分が多い葉ネギの品種です。


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九条ネギ

  • 九条ネギは数あるネギ属の中でも主に京都で栽培される伝統野菜で、全国的に京野菜の代表格として知られています。九条ネギは一般的な長ネギよりも青い葉の部分が多い青ネギで、他のネギと比べてぬめりが多いことが特徴です。 九条ネギの栽培の始まりは、平安時代にまでさかのぼります。「続日本後記」に九条村(現・京都市南区九条)での水ネギの栽培記録が記されています。 この九条村一帯は、ネギを栽培するのに大変適した土壌だったこと、この地域の農家によって熱心に栽培されたことから九条ネギが広がったといわれています。 九条ネギにまつわることはこのほかにも、弘法大師(空海)にまつわる話があります。「弘法大師(空海)が東寺の近くで大蛇に追われて逃げ場を失い、ネギ畑に逃げて身を隠して難を逃れた」という言い伝えから、そのことから東寺の五重塔の上に「ネギ坊主」が付けられたともいわれています。 ネギのつぼみは僧侶に似ていることから「ネギ坊主」と例えられたり、匂いが強いことから邪気を払うとされていることから、ネギの花は神聖なものとみなされていたようです。確かに、御神輿の屋根についている玉ネギのような形の「擬宝珠(ぎぼし)」は、ネギ坊主を模倣したものといわれています。 昭和天皇の大葬の儀において、天皇の御霊柩にもネギ坊主の形をした飾りが置かれていたことから考えてみても、とても気品ある高貴な野菜といえます。

ワケギ(分葱)

  • ワケギ(分葱)はネギによく似た形状をしていますが、ネギと玉ねぎ(エシャロット)の交雑種です。その証拠に根元の部分が少しふっくらとしています。 薬味として食卓によくのぼるネギ属の植物で、育てやすく何度も収穫できることから、野菜の栽培入門として初心者の方におすすめです。 秋に球根を植え付けておけば、あとはほとんど放置していてもどんどん生長してくれます。 一般的なネギは種で育ちますがワケギ(分葱)は鱗茎から増える野菜です。そのため、ワケギ(分葱)の名前の由来が株分けで増えていくことから「分葱」と名付けられられたようです。 ネギと同じように、ワケギ(分葱)も根に病原菌の拮抗微生物が共生しています。この拮抗微生物は、土壌における病害を防ぐことができるうえ、独特なワケギ(分葱)の臭気が害虫を遠ざけるため、コンパニオンプランツとして他の野菜と混植することができます。混植する作物の例として、ウリ科、アカザ科、ナス科などの野菜と相性が良いようです。

 

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