パンパスグラスの育て方|植物図鑑

植物名
パンパスグラス
学名

Cortaderia selloana

英名
pampas grass
科名
イネ科
属名
シロガネヨシ属
原産地
南米大陸

パンパスグラスの特徴

パンパスグラスは、草丈が大きくなるイネ科の多年草です。ススキに似てると言われることの多い植物ですが、日本のススキのような軽やかさはありません。夏の終わりから秋に、真直ぐに伸びた茎の先に魔女の箒のような穂を咲かせます。草丈も3mくらいまで生長する品種から1m程度の矮性種もあります。葉に縞が入ったような斑入り種もあり、穂のない時期もオーナメンタルグラスとして楽しめます。

パンパスグラスの詳細情報

園芸分類 芝・グラス
草丈・樹高 1~3m
耐寒性 弱い
耐暑性
耐陰性 弱い
花色
開花時期 9~10月

日当たり良く乾燥気味の環境でよく育ちます。大きな草丈で広いスペースでもオーナメンタルグラスとして存在感を発揮します。矮性種もあり、こちらは一般家庭のお庭でも楽しめます。冬は枯れてしまいますが、ドライフラワーになって残るので冬の間も存在感を発揮します。

パンパスグラスの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え

パンパスグラスの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たり良く乾燥気味を好みます。

用土

痩せ地でもよく育ちます。水はけ良くあまり過肥にならないように管理しましょう。

パンパスグラスの育て方のポイント

水やり

表土が乾いてからたっぷりと与えます。

肥料

特に必要ありません。株が弱ってきたな、と思ったら、周囲の土に腐葉土を漉き込みます。あまり過肥にすると株全体が弱ってくるので気をつけましょう。

病害虫

特に病害虫の被害はありません。

パンパスグラスの詳しい育て方

選び方

株元からしっかりと葉が出ているものを選びましょう。

植え付け

真冬を避けた春か秋の暖かい日に行います。

剪定・切り戻し

初春、次の新芽が出てくる前に前年の枯れた葉を切り戻します。

植え替え・鉢替え

鉢植えの場合は鉢の裏を見て、根が詰まっているようなら一回り大きな鉢に植え替えます。真夏と真冬を避けた春か秋の暖かい日に行います。

夏の終わりから秋に白い大きな穂を咲かせます。

冬越し

霜で根が傷むことがあります。心配な場合はマルチングを行ってください。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

株分けは春の新芽が動き出したころに行います。

日当たりの良い場所でよく育ちます。耐寒性は弱く、冬の間は地上部は枯れてしまいますが、ドライフラワーのように茶色くなって残ります。冬の間はその状態を楽しんで、春に新芽が出る前に短く切り詰めるといいでしょう。

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