シンビジウム
- シンビジウムは多肉性の常緑植物です。原産地では樹に着生したり、根元に地生したりする半着生のランです。花茎が直立するタイプや弓状になるタイプ、下垂するタイプとあり、また花の大きさも10cm以上の大型種から3cm程度の小型種まであります。シンビジウムが最初に発見されヨーロッパに紹介された18世紀後半以降、インドからイギリスへ各種のシンビジウムが送られ、交配が進みました。 日本には明治以降に入り、鉢花として贈答用としても人気があります。花の観賞期間が長く、コチョウランと並ぶ人気の洋ランで最近は切り花にも出回っています。