タチアオイの育て方|植物図鑑
- 植物名
- タチアオイ
- 学名
Althaea rosea
- 英名
- Holly hock
- 和名
- 立葵
- 科名
- アオイ科
- 属名
- ビロードアオイ属
- 原産地
- アジア
タチアオイの特徴
耐寒性、耐暑性ともに優れている丈夫な1年草です。タチアオイが咲くと夏到来を感じますね。ピンク、黄色、濃い紫色などの花はハイビスカスにも似ていますが、アジア原産なのでどことなく和の雰囲気が漂います。 毎日、次々と新しい花を咲かせ、2ヵ月近く咲き続けてくれます。花穂の下から上へと順々に咲いていく、いわゆる「咲き上がる」性質を持っています。 2mを超す草丈になり、根も広く張るので、できるだけ間隔をあけて種まきするようにしましょう。地上部の枯れた冬にもたまに水やりすると、残った根やこぼれ種からまた花を咲かせてくれます。
タチアオイの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | ~2m程度 |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | 強い |
花色 | 赤、ピンク、白など |
開花時期 | 6月~8月頃 |
タチアオイの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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種まき | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
剪定 | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
開花 |
タチアオイの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりを好みます。
用土
市販の「花の培養土」、または赤玉土、腐葉土に堆肥をよく混ぜ込んだものを用います。水はけのため川砂を少し加えてもよいでしょう。
タチアオイの育て方のポイント
水やり
乾燥気味に管理します。表土が完全に乾いてからたっぷり与えるようにしましょう。20cmを超えたあたりから支柱を立てます。
肥料
春から初夏の生育期に液肥を2週間に一度のペースで与えます。あまり肥料分を要求しないので、元肥がしっかりしていれば放任でも大丈夫です。
病害虫
暑さ寒さ、乾燥につよい反面、害虫に弱いタチアオイです。ワタノメイガ、ハマキムシが発生しやすいので薬剤で駆除しましょう。
タチアオイの詳しい育て方
選び方
種から容易に栽培でき、移植を嫌うため、苗の流通は多くありません。秋を中心に「ホリホック」の名前で出回ります。
種まき
春まきは1年草、秋まきは2年草です。大きく育ってから植え替えると根付きにくいので、庭植えはそのまままいて適宜、間引いていきます。
植え付け
移植を嫌うので植え替えはしません。丈夫なので一度植え付ければ水やりさえ欠かさなければほぼ世話いらずです。
剪定・切り戻し
株が込み合っていると害虫が発生しやすくなります。咲き終わった花や枯れた葉をこまめにつみとりましょう。