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「き」からはじまる植物1-20件 / 全34件

キュウリ(胡瓜)

  • キュウリはつる性の植物で、そばにあるものに巻き付くように伸びて生長していきます。未熟果を収穫する野菜のため、関東地方では5月初旬に植えつけると、6月には収穫時期を迎え、代表的な春夏野菜の中では一番最初に収穫できる野菜です。種から育てても、収穫するまでの日数は2か月間位しかかかりません。果実の生長は著しく、1日で3cm以上も大きくなるため、採り遅れると巨大化してしまいます。 キュウリの外側の表面の白い粉のようなものは、ブルームといって乾燥や雨などからキュウリを守るために自然にできた物質です。最近のキュウリの品種は、このブルームがあまりない、艶々のキュウリが市場に多く出回っています。 キュウリの歴史は3000年ほど前と言われており、日本では1000年前から栽培されていたとされています。そんな歴史あるキュウリも、切り口が徳川家の葵の紋に似ていたことから江戸時代には大変不人気の野菜だったそうです。

ギリア

  • ギリアは、秋に種をまいて春に花が咲くハナシノブ科の一年草。品種がいくつかあり、品種によって花の雰囲気が違います。 主に流通しているギリアの品種は、カピターター、レプタンサ、トリコロールで、それぞれの品種によって花丈が違います。繊細そうな草花に見えますが、環境に合えば、こぼれ種でも増えるほど性質は丈夫な草花です。3種の中では一番草丈が高く、茎がしっかりしているレプタンサは、切り花としての流通もあります。

キャットニップ(イヌハッカ)

  • キャットニップはミントと同じシソ科のハーブです。同じ科だけあって、見た目はミントにそっくり。名前の通り、キャットニップは猫が大好きな香りを放ちます。全体が産毛のような柔らかな毛で覆われていて、春〜初夏になると先端に円錐状の花を付けます。よく枝分かれし、レモンバームと同様にミツバチを呼び寄せる効果もあります。 ドライフラワーにして、ポプリを作れば猫のおもちゃになったり、他のハーブとブレンドして入浴剤にしたりといろいろ楽しむことができます。丈夫で繁殖力が旺盛な育てやすいハーブです。

キンセンカ(カレンジュラ)

  • キンセンカ(カレンジュラ)の花色は、花びらに光沢のあるオレンジや黄色で、お日様とともに開花する性質があります。最近ではシックな花色や八重咲きの種類も出てきました。 キンセンカ(カレンジュラ)は性質が強いので育てやすく、冬の花壇や寄せ植えに使われています。またキンセンカ(カレンジュラ)は病気や気温の変化に強く、単体だけでなく寄せ植えとしても楽しまれています。キンセンカ(カレンジュラ)の本来の開花時期は春ですが、最近は冬のうちから花苗が出回るため、冬から春まで長く楽しめる花となっています。一番たくさんの花が楽しめるのは春になってからです。

キンシバイ(金糸梅)

  • キンシバイ(金糸梅)は、中国原産のオトギリソウ科の半常緑低木です。金糸梅の名は、金糸のような長い雄しべと梅のような形の花からつけられました。 キンシバイ(金糸梅)の黄色い花は、初夏に株一面に開花します。刈り込みにも耐え、手入れも簡単なため、公園などの公共空間、街路樹の足元の低木としてなど、日本全国、様々な場所に植栽されています。同じ季節に咲く花は、アジサイを代表としてブルー~紫~ピンクなどの花が多い中で、黄色い花はとても目立つ存在です。キンシバイ(金糸梅)の花は茎先に数輪の花がつくので開花時はとても華やかです。その花がいっぺんに咲くのではないため、開花期間も長いのが特徴です。 キンシバイ(金糸梅)の種類は斑入り品種などがある他、最近はキンシバイ(金糸梅)の花の大きさより数倍大きい「ヒペリカム・ヒドコート」が多く普及しています。

キャベツ

  • 大きく開いた葉の中に、結球したキャベツが大きく実ります。キャベツの花は、アブラナ科特有の花びらで、十字についた黄色い菜の花を咲かせます。 春キャベツは、柔らかくあまり巻きが強くなく、みずみずしいのが特徴です。夏、秋キャベツは比較的柔らかく甘いですが、形は春キャベツよりもしっかりと結球しています。冬キャベツは固く、葉の断面もまっすぐです。一般に、 春キャベツは3月~5月、夏秋キャベツは 7月~8月、冬キャベツは1月~3月に出回っているもののことを指します。

菊芋(キクイモ)

  • 菊芋(キクイモ)は、キク科ヒマワリ属の宿根草です。生長すると、草丈は1~3mにもなる繁殖力の強い植物です。土壌をあまり選ばない、育てやすい植物ですが、同じ場所で連作すると収穫量が落ちるようです。 菊芋(キクイモ)は、菊に似た黄色い花を咲かせます。この花の特徴である「菊に似た花を咲かせる芋」として名前の由来にもなっています。秋に花を咲かせた後、生姜の形に似たイモ「塊茎(かいけい)」を作ります。 ※塊茎(かいけい)とは、地下茎の一部が澱粉(でんぷん)などを貯蔵している部分。塊茎の代表として有名なのはジャガイモです。 菊芋(キクイモ)の繁殖力の凄さは、河川敷や農耕地で雑草化して問題となり、外来生物法で「要注意外来生物」にも指定されています。

キングサリ

  • キングサリ(金鎖・キバナフジ)はヨーロッパ原産のマメ科キングサリ属の落葉樹で、枝から下に向かって黄色の花を咲かせます。花が咲く時期は5月頃で満開の時は圧巻の風景です。花の姿からキバナフジ(黄花藤)という別名を持っていますが、藤ではなく豆の仲間で有毒の植物です。 房状の黄色い花が鎖(chain)にみえることから、「golden chain tree」という英名で呼ばれるようになりました。その英名を訳して「金色の鎖の木」、訳して「金鎖」と言われるようになりました。 キングサリ(金鎖・キバナフジ)は種類によって樹高や花穂の長さが変わります。広く栽培されているものは花穂が20cmくらいのものですが、花穂が長いものだと、60~70cmにもなるものもあります。

キンモクセイ(金木犀)

  • キンモクセイ(金木犀)はジンチョウゲ、クチナシと並ぶ「三香木」のひとつ。公園樹、生け垣、記念樹や鉢植えなどいろいろなシーンで利用されています。キンモクセイ(金木犀)は芳香剤としてもおなじみの強い香りを放つ花が特長です。遠くまで香りが届くことから古くは「千里香」とも呼ばれていました。キンモクセイ(金木犀)のオレンジ色の小花をいっぱいにつけた姿は、日差しを受けると名前の通り金色に輝いて見え、秋の風物詩となっています。 キンモクセイ(金木犀)は食用にもなり原産地・中国では花を砂糖漬けにしたり、リキュールにしています。鹿児島ではキンモクセイの葉をお茶として楽しまれています。

キウイフルーツ

  • キウイフルーツは、中国の長江沿岸地方が原産のつる性の落葉果樹で5~8メートルの高さまで伸び100年以上の樹齢にもなります。雌雄異株で、雌雄ともに6枚の花弁をもつ黄白色の花を5月頃につけます。葉は長さ10~15センチのだ円形。細長い球形で表面に毛が生えた褐色の果実は晩秋に成熟し、収穫から20~30日ほど追熟させれば食用になります。果肉は緑色で香りが良くほのかな酸味と甘みがあります。 キウイフルーツは、耐寒性があり冬場-10度程度の地域でも栽培が可能です。ニュージーランドやアメリカが主産国ですが日本での栽培も広まっています。栽培には棚が必要ですが実がつきやすいので家庭果樹としても人気があります。

キカラスウリ

  • キカラスウリは東アジアに自生する、雌雄異株のつる性多年草です。キカラスウリはカラスウリに似た、とても特徴的なフォルムの花を咲かせます。キカラスウリの花が咲く季節は夏、夕方暗くなってから開き朝には萎れてしまう1日花です。キカラスウリの花色は白、5枚の花びらの先端がレースのように裂けて放射状に広がります。キカラスウリはこの変わった形状の花から芳香を漂わせ、蛾たちをおびき寄せます。 秋になるとキカラスウリは直径10~15㎝ほどの大きな球形、あるいはアーモンド形の果実を実らせます。最初は濃い緑色ですが、秋も深まり11月には熟して黄色く変化します。葉が枯れてしまった中にキカラスウリの大きな黄色の果実がぶら下がるように実っている姿は、ひと際目を引きます。

ギンネム(ギンゴウカン)

  • ギンネム(ギンゴウカン)はマメ科ギンゴウカン属の落葉高木で、現地では10mに達するものもあります。熱帯アメリカ原産で、日本では主に沖縄、九州に定着しています。日本で見かけるギンネム(ギンゴウカン)は1~5m程度と小さめです。 ギンネム(ギンゴウカン)はネムノキに似ていますが、花色は白く、花径は2~3㎝ほどと小ぶりです。和名の銀合歓の由来はネムノキ(合歓木)に似ていることに由来します。 沖縄ではギンネム(ギンゴウカン)を発酵させてお茶にします。

キセワタ

  • キセワタは草丈60~90cmのシソ科の多年草です。夏~秋にかけて花を咲かせ、冬は地上部が枯れ込みます。キセワタの栽培は容易で、地植えと鉢植えどちらでも育てることができます。

ギンラン(銀蘭)

  • ギンランは日本の山林に自生するラン科の多年草です。銀蘭(ギンラン)の名前の由来は、花色の白を銀に見立てたことからきています。 ギンランは、春4~6月頃にあまり暗くない山や森の中で咲いているのを見かけます。ギンランの花の直径は1cm足らずと小さく、草丈も10~20㎝程度と小ぶりなので、一見ドイツスズランのようにも見えます。 ギンランと同じくラン科キンラン属に、キンランという品種があります。このキンランとギンランは性質がよく似ていて、近くで見かけることの多い植物です。キンランと同じくギンランは直射日光が当たらないような明るい山林に自生しています。ギンランは菌根菌や他の樹木と共存関係にあり、諸条件が揃った場所でないと育たないという特徴があります。 もともとギンランは日本の山林に自生する非常に身近なランでしたが、今では生育しやすい環境が減ったせいか絶滅危惧種とされています。自生するギンランを見つけても、持ち帰ったりせずにそっとしておきましょう。

キンラン(金蘭)

  • キンランは日本の本州から九州の山林に自生するラン科の多年草です。金蘭(キンラン)の名前の由来は、黄色の花色を金色に見立てて付けられたものです。同じキンラン属に銀蘭(ギンラン)という白花を咲かせる品種もあります。 キンランは太陽の光がある程度入る山林で見かけます。強い陽射しが当たるような場所では見かけません。キンランの花は4~5月頃に開花します。茎の先に付いた数個の花を、晴れた日の日中に咲かせます。花びらが開ききらないのも特徴です。 キンランは土中の菌根菌やそれを取り巻く環境と共存していると言われています。かといって非常に気難しい植物というほどのことはなく、環境が合えば群生するように咲いている姿も見かけます。 キンランは現在絶滅危惧種とされています。山野で見かけても掘り起こして持ち帰ることのないようにしてください。

ギョリュウバイ

  • ギョリュウバイは、オーストラリアやニュージーランド原産の常緑低木です。最近、日本でも流通が盛んになってきました。 ギョリュウバイは細い枝を密に生やし、その枝に葉や花を多くつけるため、生け垣に利用させることがあります。葉は硬く、小さく先端がとがった形をしており、その葉の形が「御柳(ギョリュウ)」という樹木の葉に似て、花は梅の花に良く似ているため、日本では二つを合わせて「御柳梅(ギョリュウバイ)」と呼ばれるようになりました。花の色は、白、薄いピンク、赤などがあり、咲き方も一重咲きや八重咲きのものがあります。

キンギョソウ(金魚草)

  • キンギョソウ(金魚草)は旧分類ではゴマノハグサ科でしたが、オオバコ科に分類されるようになりました。キンギョソウ(金魚草)は地中海原産の宿根草ですが、夏の暑さに弱いため日本では半耐寒性の一年草として扱います。草丈は20cm~1m程まで品種によって異なり、花穂を大きく伸ばして金魚に似た色鮮やかな花を咲かせることから名前がつきました。 キンギョソウ(金魚草)は古くからヨーロッパで品種改良が進み、最近ではペンステモン咲きや八重咲きの品種も人気があります。キンギョソウ(金魚草)の花色は白、黄、桃、赤、紅紫、橙、複色など豊富にあります。キンギョソウ(金魚草)は花丈のバリエーションも豊富です。また、花の色だけでなく、最近ではダークカラーの葉のキンギョソウ(金魚草)もできて、カラーリーフとして楽しめるキンギョソウ(金魚草)も登場しています。 切り花用の高性種や、後方に配置すれば奥行き感のある花壇を演出できる中高性種、草丈20cmほどで寄せ植えや花壇の手前に向く矮性種(わいせいしゅ)など用途に応じて使い分けます。

キョウチクトウ(夾竹桃)

  • 夾竹桃(キョウチクトウ)は江戸時代の中期にインドから中国を通って日本へ渡ってきた常緑低木です。 夾竹桃(キョウチクトウ)の開花は7月〜9月。痩せた土壌でもよく育ち丈夫な植物で、花は4cm程の筒状をしていて、先が5枚に裂け少しねじれたプロペラのような花びらをしています。夾竹桃(キョウチクトウ)の花の色は白、ピンク、赤、黄色があり、形は八重咲きと一重咲きがあります。葉の形は長細くボート型をしていて先が尖っています。葉の色は濃い緑色と斑が入ったものもあり、夾竹桃(キョウチクトウ)の葉の裏側は小さな窪みがあり、その内側には毛が生えていてフィルターの役割をしています。これは、外から来る排気ガスなどの有害物質を防ぎ公害に強く街路樹や公園、高速道路、工場等の緑化に植えられる事が多い植物です。 樹木全体に強い毒を持っています。  
  • 白い毛に覆われた葉が特徴的な銀月は多肉植物です。多肉植物の中でも非常に美しい見た目をしており、市場にもよく出回っており人気です。日当たりの良い所に置いて管理すると葉の銀色がより強く出るようになり、肉厚で締まった株姿になります。

キャットミント(ネペタ)

  • キャットミント(ネペタ)はたくさんの種類が存在する宿根草です。ハーブとして料理や薬草として利用されてきたのは、キャットニップという種類です。最近では鑑賞用に改良されたキャットミントが多数流通しています。とても丈夫で開花期間が長いため、夏から秋にかけての花壇や寄せ植えに活躍します。キャットミントは横に広がるように生長するのでグランドカバーとしても利用できます。香りはミントに似た清涼感のある香りがします。
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