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「れ」からはじまる植物1-16件 / 全16件

レモンバジル

  • レモンバジルはシソ科の一年草のハーブです。香りはスイートバジルとレモンの香りを併せ持ち、とてもさわやかな香りがします。葉を嗅いだ瞬間はバジルの香りがしますが、嗅ぎ続けているとレモンの香りの方が強いくらいです。その香りから別名シトラスバジルとも呼ばれます。 レモンバジルの使い方は、スイートバジルと同様、薬用、料理や調味料の香りづけに使うことができます。レモンの香りが強いので、その特徴からサラダにレモン風味をプラスしたい時に便利です。その他、ドレッシング、ハーブビネガー、お茶、ハーブウォーターなどに使うと、香りの良さを生かすことができます。 株はよく分枝し、夏になると茎先に穂状の花を伸ばし、唇型の白い小さな花が開花します。花は切り花にもなります。

レモンバーム

  • レモンバームはシソ科の多年草のハーブです。レモンに似たさわやかな香りがするのでハーブティーや料理の香りづけとして使われています。 レモンバームは初夏に小さな白い花が開花します。レモンバームの花はミツバチが好むことから、ギリシャ語でミツバチを意味する「メリッサ」という名でも呼ばれています。この学名のMelissaはギリシャ語でミツバチを指すmelittenaが由来とされています。 レモンバームは葉の色が明るい緑色なので、庭や花壇に植栽すると明るい雰囲気の植栽になります。性質がとても強い多年草で、初心者でも簡単に育てることができます。  

レモンマートル

  • レモンマートルは、オーストラリアのクイーンズランド州の海岸沿いやブリスベンからケアンズにかけての亜熱帯性地域に自生する常緑低木です。自生地では3mから大きいもので10m以上になります。6月~7月頃に1本の花茎から白からクリーム色の小さな花を多数開花させ、現地では満開になるとクリーム色の花で木全体が覆われるほどです。 レモンマートルは、レモンよりもシトラールの成分が多く、葉からは強い清涼感のある香りがします。オーストラリアの先住民のアボリジニは、古来から料理や抗菌作用があるため薬草として利用してきました。 レモンマートルの葉は、お茶や料理、デザートへの香り付けに使われています。また、メディカルハーブとしてアロマテラピーでも人気のあるハーブのひとつです。香りが良く抗菌作用があることから、化粧品類の香料としても使われています。

レモン(檸檬)

  • レモン(檸檬)は、ミカン科ミカン属の常緑低木です。レモン(檸檬)の木は樹高があまり高くならないので、ベランダでも育てやすい果実の一つです。春から初夏には芳香のある白い可愛らしい花を咲かせます。果実は卵型で酸味があります。果皮にも香りがあります。レモン(檸檬)の果実はグリーンから熟すと明るい黄色に変化します。 病害虫も比較的つきにくいため家庭でも育てやすいです。温暖な気候でよく育ちますが、柑橘類の中では耐寒性は弱い為、鉢植えでの管理のほうが育てやすい場合もあります。 レモン(檸檬)の果実はビタミン、カルシウム、カリウムなど栄養も豊富です。レモン(檸檬)の果実はフレッシュの状態で料理やお茶、お酒などの香り付けとして多く利用されています。さらにレモン(檸檬)は生食の他、ジュースやお酒、コンフィチュール、ドライフルーツとしても楽しめます。レモン(檸檬)の果皮も乾燥させてレモンピールとして焼き菓子やチョコレート等のお菓子に利用されます。

レンゲソウ(蓮華草)

  • レンゲソウ(蓮華草)とは春にピンク色の花を咲かせる、マメ科の越年草です。マメ科の植物は根に根粒菌を持つものが多く、土中の窒素を根に蓄えて土壌を肥沃にする性質があります。マメ科であるレンゲソウ(蓮華草)もその力が高いため、休耕中の田畑を肥沃にする目的で植えられていました。花後はそのまま田畑に漉き込んで緑肥としても使用されていました。化成肥料が使用されるようになった最近では、春に一面ピンクの絨毯のようなレンゲソウ(蓮華草)畑も見かけなくなりました。 レンゲソウ(蓮華草)から作られるレンゲ蜂蜜も有名です。春の田畑一面にレンゲソウ(蓮華草)が植えられていた頃は、レンゲソウ(蓮華草)は大切な蜜源でした。クセがなく、食べやすいレンゲ蜂蜜は今でも人気のある蜂蜜の一つです。

レモンバーベナ

  • レモンバーベナはレモンの香りに似たさわやかな香りがするクマツヅラ科の落葉低木のハーブです。フランスでは「ベルベーヌ」の名前で親しまれ、食後に飲むハーブティーとして有名です。レモンバーベナの香りは癖がないので、ハーブの初心者にも受け入れられやすい香りです。 レモンバーベナの葉は明るいライムグリーンの色をしているので、庭木としても周囲を明るくしてくれる存在です。  

レモングラス

  • レモングラスは、レモンの香りがするために「レモングラス」と呼ばれるハーブの一種です。タイ料理のトムヤンクンの材料にも使われることでも有名です。レモングラスは熱帯地方原産なので、高温多湿を好みます。地植えにすると年々大株に生長します。

ユーフォルビア・レシニフェラ(白角キリン)

  • レシニフェラは地味な見た目をした多肉系ユーフォルビアです。トゲも短く色も緑色と特に特徴という特徴のないレシニフェラですが、実は見た目では分からない特徴があります。ユーフォルビアは樹液が有毒なものが多く、レシニフェラも例に漏れず有毒の樹液を持っています。そしてその樹液が最大のポイントで、レシニフェラトキシンという物質を含んでいます。純粋なレシニフェラトキシンは自然界に存在するもので最も辛い物質と言われており、160億スコヴィルという鷹の爪(約5,000スコヴィル)の32万倍の辛さに匹敵します。 ただしこれはあくまで純粋なレシニフェラトキシンの話であって、レシニフェラの樹液自体のスコヴィル値ではないのですが、割と高濃度でレシニフェラトキシンが含まれているという話もありますので、素手で触るのは避けた方が無難でしょう。 また、マカレンシス(Euphorbia makallensis)に類似していますが、レシニフェラとマカレンシスではトゲの付け根の形状が違うため、比較的容易に判別できるかと思います。枝の真ん中に線が入っているかいないかでも判別可能ですので、迷ったときは合わせてご確認ください。枝に線が入っていない方がレシニフェラで、入っている方がマカレンシスです。 ※1スコヴィル=辛さの単位。 ※2下記の育て方はあくまで筆者の一例です。

ティランジア・レクリナータ

  • ブラジルが原産の小型ティランジアです。ティランジア・カウツキー(Tillandsia kautskyi)やティランジア・スプレンゲリアナ(Tillandsia sprengeliana)など、ブラジル原産の赤い花を咲かせるティランジアを総称した「ブラジル赤花」の1種になります(ブラジル赤花はドイツブロメリア協会が発行している「The Red-Flowered Tillandsias From Brazil」で紹介されているティランジアのこと)。 ティランジア・レクリナータはほぼ垂直の断崖絶壁に着生している岩着生種で、生長点を下に向けて下垂するように生長していきます。これまではその自生している環境から研究者たちの間で栽培されていた希少種で、類似種であるティランジア・グラジエラエ(Tillandsia grazielae)と同じくほとんど世に出回ることのないティランジアでしたが、2018年からブラジルの野生採取された株が僅かではありますが日本に入ってくるようになりました。 性質は弱く、特に蒸れを嫌う傾向にあるので風通しに気を付けます。標高の高い位置に自生しているため夏の暑さも避けた方が無難でしょう。ただし過湿を嫌う一方で水は大好きという我がままなティランジアで、実際に扇風機などで風通しを良くして水やりの頻度を多めにしたところ動き出しました。とは言え、決して栽培が簡単なティランジアではないので慎重に栽培するに越したことはありません。

ティランジア・レクタングラ

  • ティランジア・レクタングラはディアフォランテマ亜属に分類されている極小ティランジアです。近縁種にティランジア・フネブリスがありますが、本種の方が葉が柔らかで細く、草丈に対する葉数が多い印象があります。また、ティランジア・フネブリスに比べてティランジア・レクタングラの方が小型です。実物を見れば違いが分かるのですが、混同されやすく、現在レクタングラで流通しているものの殆どがティランジア・フネブリスと言っても過言ではありません。花は芳香性でティランジア・ウスネオイデスのような香りがあります。  

レースラベンダー

  • レースラベンダーは、葉に入った細かい切れ込みがレースのように見えることから名づけられました。レースラベンダーは、いわゆるラベンダーの香りはしません。観賞用に作られた園芸種なので、ハーブとして利用するには不向きな品種です。花とレースのような葉が美しく、花姿そのものを楽しむ方が多いようです。 四季咲きなので条件があれば冬でも咲いてくれるのがうれしいところ。葉に細い銀色の柔毛が密生しているのが特徴的で、他のラベンダーとすぐに見分けがつきます。花だけでなく、葉を観賞できるのもレースラベンダーの魅力です。 高温多湿に弱いというラベンダーの仲間の特徴を備えつつ、寒さも苦手という少しデリケートな品種ですが、ポイントをおさえて上手に育てると一年を通じて長い期間花が楽しめ、毎年咲かせることができるラベンダーです。

レタス

  • 鮮やかな緑や薄い緑いろの大きな葉がいくつも重なり、結球を作っている玉レタスは、アブラナ科の代表のキャベツのような形をしていますが、じつはキク科の野菜です。 先端が赤っぽくフリルになっているサニーレタス、長い茎を食すアスパラガスレタスとも呼ばれるステムレタス、結球が緩くしんなりした食感のサラダ菜、アジア圏で食べられているサンチュ、楕円で緩い結球のコスレタスなど、種類が豊富で味もそれぞれの特徴があります。 レタスの花は、キク科のアキノノゲシに似た淡い黄い色の花を咲かせます。 レタスは、日本語で「チシャ」といいます。これは、レタスを切ると白い乳のような液が染み出てくることから「乳草(ちちくさ)」と呼ばれ、そこから「ちさ」、「チシャ」へと変化しました。 レタスは、古代エジプト時代にはすでに食られていたようです。日本へは中国から伝来しましたが、当時は「掻きちしゃ」が主流でした。現在のレタスの主流である玉レタスは、第二次世界大戦後アメリカから伝わってきました。 レタスの種子は、光に当たらないと発芽しないという「好光性種子」の性質を持っているため、種をまくときは土を被せすぎないように注意します。 高温条件や日が長くなるなどの長日条件により、レタスは花芽が形成されてとう立ちします。

レモンタイム(シトラスタイム)

  • タイムは、シソ科のハーブです。種類が多く、立ち上がり上に伸びる立性のもの(コモンタイム)と這うように生育する匍匐性のもの(クリーピングタイム)に分かれます。レモンタイムは、ほんのりレモンの香りがする立性のタイムで、ハーブティーやハーバルバスなど香りづけに使われます。

ティランジア・レモータ

  • まるでイネ科の雑草のような見た目のレモータですが、これでも立派なティランジアです。 非常に地味な草姿ながら花が可愛らしく、小さな白色の三弁花を咲かせます。 高湿度を保つことでよく増え、開花せずともあっという間にクランプになります。 基本的に強健ですが、徒長をするとだらんとして非常にだらしない見た目になってしまうため、日当たりの良い場所に置き、適度に乾燥させることが綺麗に仕立てるコツになります。

レンギョウ(連翹)

  • レンギョウは、春の訪れを黄金色の花で華やかに告げる落葉低木。地際から多くの枝を出し、2~3mの高さで株立ちする性質から、刈り込んで生垣に仕立てられることもあります。長く伸びた枝先は垂れさがり、地面に付くとそこから根をおろす性質があります。早春に萌芽するより先に、前年枝に黄金色の花を咲かせ、花冠は直径2.5cmほどで4つに深く裂けるように分かれます。花が終わるころから葉が展開します。 同じレンギョウ属に類似種が多数ありますが、枝が空洞なことから区別が出来ます。中国やヨーロッパ各地でもレンギョウ属は多く植栽され、春の訪れを感じる花として人気があります。

ブロッキニア・レドゥクタ

  • 食虫植物に分類されるブロメリア科の植物で、筒状の草姿となり葉の付け根から消化酵素を分泌します。 ギアナ高地に生えており、現地では紫外線が強いため黄色く染まりますが、日本の栽培環境下では難しいです。乾燥に弱く、育てる場合は水苔植えにして受け皿をつけると高湿度を保てます。 鹿沼土や軽石などで植え込み、腰水で管理するのもオススメです。 ブロッキニアはティランジアと同じブロメリア科ですが、根からもしっかりと養分や水分を吸収します。

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