メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)の育て方|植物図鑑

植物名
メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)
学名

Salvia guaranitica

英名
Anise-scented sage
別名・流通名
メドーセージ(日本国内のみの流通名)
科名
シソ科
属名
アキギリ属
原産地
中南米

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)の特徴

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は、シソ科の多年草です。流通名のメドーセージは日本国内のみの流通名です。メドーセージいう名前は、本来は他のシソ科の植物を指します。

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は非常に強健で、暑い夏の盛りから秋まで花を咲かせてくれます。花色は濃い青から深い紫まであります。ガクが黒いのが特徴です。花は長さ3~4cm程度、シソ科特有のリップ状の特徴的な形状をしています。すっと伸びた茎に縦に連なるように10輪前後の花を咲かせます。

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は、開花期に切り戻しを行うと長く花を楽しめます。また、思い切って切り戻すことで小さめに仕立てて楽しむことが出来ます。地下茎で増えるので、庭植にすると群生します。

 

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 1~1.5m程度
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 青~紫
開花時期 6月~10月

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
開花

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)の栽培環境

日当たり・置き場所

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は日当たり、風通し、共に良い場所を好みます。

用土

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は痩せ地でも育つ強健種です。鉢植えの場合は、市販の培養土で問題なく育ちます。

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)の育て方のポイント

水やり

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は乾燥気味を好みます。水の与え過ぎに気をつけてください。鉢植えは表土が乾いたら、鉢底から水が出てくるくらいたっぷりと与えます。

肥料

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は痩せ地でも育つ植物です。過肥の必要はありません。春、芽吹いてきた頃に腐葉土を株元に漉き込みます。

病害虫

特に目立った病害虫の被害はありません。

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)の詳しい育て方

選び方

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)の選び方は、株元から茎がしっかりとしているもの、葉のグリーンがきれいなものがおすすめです。花芽が上がっているものを選べば、すぐに開花を楽しめます。

植え付け

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)の植え付けは、春か秋の暖かい日に行います。真夏は暑さで根に負担がかかるので避けてください。冬の休眠期は植え替え等をせず、根を休ませるようにします。

仕立て方

6月から10月くらいまで開花します。途中で花が終わった株から切り詰めましょう。秋まで2回、3回と花を楽しめる他、切り詰めることで大きくなりすぎないように仕立てることが出来ます。

剪定・切り戻し

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は花期の長い植物です。花が咲き終わった枝を切り戻すと、すぐに次の花芽が上がってきて開花します。この切り戻し作業を行うことで、シーズン中に2回、3回と花を咲かせてくれます。

植え替え・鉢替え

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)の植え替えは、春か秋の暖かい日に行います。真夏は植物への負担が大きいので植え替えは避けるようにします。冬は休眠期ですので、根をいじるようなことはせずに休ませましょう。

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は花期の長い植物です。6月くらいから咲き始め、10月頃まで咲き続けます。暑い夏の盛りでも絶やすことなく開花してくれます。濃い青から深い紫の花は、花の少なくなる夏の庭で目を引きます。

夏越し

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は非常に強健種です。特に必要な夏越しの作業はありません。

冬越し

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は、冬には地上部が枯れて休眠します。霜が降りるような露地では、霜除けのマルチングをしてください。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は地下茎で増えていくので、1~2年に一度は株分けをして整理します。株分けは春か秋の暖かい日に行います。植物に負担のかかる、真冬と真夏は避けてください。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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