ロシアンセージの育て方|植物図鑑
- 植物名
- ロシアンセージ
- 学名
Perovskia atriplicifolia
- 科名
- シソ科
- 属名
- ペロブスキア属
ロシアンセージの特徴
ロシアンセージは、シソ科の多年草です。淡いグレーの茎と葉に淡い紫の花が印象的な草花です。こんもりとブッシュ状に繁る様子と、華奢な印象の草姿がラベンダーのようにも見えます。セージと名前がついていますが、サルビアの仲間ではありません。
乾燥に強く夏にきれいな花を咲かせてくれます。株元が混みあいやすいので、風通しよく管理するようにしてください。蒸れて株が弱ってしまうことがあります。
ロシアンセージの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
---|---|
草丈・樹高 | 700~120㎝ |
耐寒性 | 強い |
花色 | 青~淡紫 |
開花時期 | 7~9月 |
ロシアンセージの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
開花期 | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
植え替え | ||||||||||||
挿し木 |
ロシアンセージの栽培環境
日当たり・置き場所
ロシアンセージは日当たり良く、風通しの良い場所を好みます。
用土
ロシアンセージは水はけの良い土壌を好みます。鉢植えのロシアンセージは市販のハーブの土で問題なく育てられます。
ロシアンセージの育て方のポイント
水やり
乾燥気味に管理します。特にロシアンセージは夏場の高温多湿を嫌うので、水のやりすぎに気をつけてください。地植えのロシアンセージは数日乾燥が続くような時は、たっぷりと水やりを行います。
鉢植えのロシアンセージは表土が乾いたら、鉢底から流れ出てくるくらい水やりをしましょう。
肥料
秋に花が終わった後、腐葉土を漉き込みます。
病害虫
特に目立った病害虫の被害はありません。
ロシアンセージの詳しい育て方
選び方
ロシアンセージの選び方は、株の根元の方が茶色くなっていたり、痩せているものは元気のない株です。避けるようにしましょう。
植え付け
ロシアンセージの植え付けは、真夏と真冬を避けた春か秋の暖かい日に行います。植え付け後はたっぷりと水を与えます。
剪定・切り戻し
ロシアンセージは秋から初春にしっかりと切り戻しを行うと、夏に花が咲きやすくなります。この時にカットしたところから新しい枝を伸ばしてくるので、あまり大きくしたくないのであれば、しっかりと草丈短く切り戻しましょう。
植え替え・鉢替え
ロシアンセージの植え替えは1~2年に1度、1~2回り大きな鉢に植え替えます。
植え替えは、真夏と真冬を避けた春か秋の暖かい日に行いましょう。植え替え後はたっぷりと水を与えます。
花
ロシアンセージは花の少ない夏にブルーから淡紫の涼し気な花を咲かせてくれます。
冬越し
ロシアンセージは冬は地上部が枯れたようになって越冬します。特に必要な冬越しの作業はありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
ロシアンセージは挿し木で増やせます。
ロシアンセージの管理のコツ
ロシアンセージは夏の暑いさなかに涼し気な花を咲かせてくれる植物です。華奢な印象を受ける草姿で庭に軽やかさを出してくれます。乾燥に強く、夏の暑さにも負けませんが、多湿が苦手です。夏のみずやりのタイミングには気をつけましょう。ロシアンセージは株元が混みあわないように管理するのも大切なポイントです。
さらにロシアンセージは春前にしっかりと切り戻しておくと夏によく花を咲かせてくれます。