2月の花といえば?25種を花言葉とともに紹介
山田智美
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花の少ない2月に私たちの目を楽しませてくれる花を紹介します。お庭や道端に咲く花から、ガーデニングにおすすめの花、お部屋に飾りたい切り花まで、2月の花を25種類紹介します。
目次
2月に咲く花13種と花言葉
椿
- 学名:Camellia
- 科名:ツバキ科
椿は秋から春まで、冬の極寒期以外は花を咲かせる花木です。2月もきれいに咲いているのを見かけます。八重咲きの椿は、バラと見紛うくらいの豪華さです。
- 椿(つばき)は日本を代表する花木で、海外でも近年非常に人気の高い樹木です。椿(つばき)は日本の書物、万葉集に記述があるほか、縄文時代の遺跡からも椿の種などが発見されており歴史の古い樹木です。常緑高木で照葉を一年中楽しめ、昔から盛んに園芸品種の作出が行われ、花色、花形、葉の形など多様な品種が栽培されています。特に花の少ない冬に見事な美しい花を咲かせることから、茶花(ちゃばな)の中でも格の高い花で「茶花の女王」とも称されます。また、その種子から採られる「椿油」は髪や肌に良いことから様々な化粧品に用いられています。椿(つばき)の木材は強度が高く質が均一であることから、印鑑や漆器、彫刻の材料として用いられており文化的にも重要な樹木の一つです。
椿の花言葉
控えめな素晴らしさ
気取らない優美さ
サザンカ(山茶花)
- 学名:Camellia sasanqua
- 科名:ツバキ科
サザンカは晩秋から春まで開花する花木。椿と似た花を咲かせます。鮮やかな花色で目を引きます。
- サザンカ(山茶花)はツバキ科の常緑低木です。花や葉の特徴はツバキによく似ていて、間違えられることの多い庭木です。サザンカ(山茶花)は耐寒性が強く常緑で、日向から半日陰まで植え付け可能なので、庭木として人気の樹種です。 サザンカ(山茶花)の葉はツバキに比べて小さく、葉の縁にはギザギザがあり、葉に厚みがあります。枝には毛が生えています。サザンカ(山茶花)の開花期は10~4月の寒い時期です。花は一重咲きが多いですが、八重咲きもあります。サザンカ(山茶花)の花は、雄しべがツバキの花のように筒状にはならず、花も平たいのが特徴です。 サザンカ(山茶花) は花首からぼとりと散るツバキと異なり、花びらが一枚ずつ散っていきます。
サザンカ(山茶花)花言葉
ひたむきさ
困難に打ち勝つ
ボケ(木瓜)
- 学名:Chaenomeles speciosa
- 科名:バラ科
ボケは秋から春まで花を咲かせる落葉低木です。2月の寒い最中でも明るいピンクや朱色の明るい花を咲かせます。
- ボケ(木瓜)は早春から春にかけて梅のような花を咲かせる落葉低木で、盆栽として大変人気の高い植物です。また、花の美しさから庭木としても人気があります。ボケ(木瓜)の枝には鋭いトゲがあるので、生垣としても利用されてきました。 ボケ(木瓜)の血筋は少々複雑で、日本に古くからあるクサボケや中国のカラボケ、チョウセンボケ、マボケなどを利用し江戸時代に品種改良が盛んにおこなわれた結果、現在の「ボケ(木瓜)」と呼ばれている植物ができあがりました。最近では日本ブームでヨーロッパでも盛んに品種改良が進んでおり、今までなかったような大輪の派手なボケ(木瓜)も生まれており、日本に逆輸入されています。 一般に早春から咲き始める品種が多いなか、11月頃から咲き始める寒木瓜や四季咲きの品種もあり、四季を通じて楽しむことができます。
ボケ(木瓜)の花言葉
先駆者
妖精の輝き
梅
- 学名:Prunus mume
- 科名:バラ科
- 梅(ウメ)は、初春のまだ寒い時期に香りのよい花を咲かせる落葉高木です。日本には中国からかなり古い時代に薬用として渡来しました。梅(ウメ)の樹高は10mに達しますが、3~5m程度で管理され、古くから花、香り、果実の3拍子揃った春を告げる落葉花木として全国各地で植栽され広く親しまれています。 梅(ウメ)の枝は広く張り、葉は長さ5~8cm程度で二重鋸歯があります。花は2年枝の細く短い枝に2.5センチ程度の花をつけます。梅(ウメ)は品種によって開花期に違いがあります。性質上、野梅性・緋梅性・豊後性・杏性の4系統に分けられますが園芸上は花を観賞する梅と果実の収穫を目的とする梅に分けられます。 果樹としては各地に産地があり、観賞樹としては庭や公園に春を告げる木として好んで植えられます。また、梅(ウメ)は花もの盆栽の代表格です。
梅は新春を代表するような花。早いものは1月から咲き始め、2月の下旬~3月上旬には盛りを迎えます。
梅の花言葉
不屈の精神
高潔
ロウバイ(蝋梅)
- 学名:Chimonanthus praecox
- 科名:ロウバイ科
ロウバイは1月~2月に明るいクリーム色の花を咲かせます。香りが良いのも魅力です。
- ロウバイ(蝋梅)はロウバイ科の中国原産の落葉低木です。初春に蝋(ロウ)でコーティングしたような質感の淡い黄色の花を咲かせます。花には芳香があります。ロウバイ(蝋梅)と名がついていますが、梅の仲間ではありません。花の少ない1~2月頃に明るい黄色の小花を枝の先に咲かせます。葉は花の後に出てきます。 ロウバイ(蝋梅)の仲間は園芸品種も数種あります。従来のロウバイ(蝋梅)は花の中心部が赤黒くなっているのが特徴です。園芸品種の中には花芯まできれいなクリーム色のロウバイ(蝋梅)もあります。 ロウバイ(蝋梅)は非常に強健で、あまり土壌を選びません。半日陰くらいでも花を咲かせます。昔から庭木として人気の花木です。初心者でも育てやすいと言えます。
ロウバイ(蝋梅)の花言葉
慈愛
マンサク
- 学名:Hamamelis japonica
- 科名:マンサク科
マンサクはリボンを裂いたようなフォルムの明るい黄色の花を咲かせる落葉低木です。
マンサクの花言葉
ひらめき
神秘
沈丁花(ジンチョウゲ)
- 学名:Daphne odora
- 科名:ジンチョウゲ科
毬のようなフォルムの花を咲かせる沈丁花。2月の終り頃から香りの良い花を咲かせます。
- 沈丁花(ジンチョウゲ)は香り高い花を咲かせる春の代表的な樹木で、春の沈丁花(ジンチョウゲ)、夏の梔子、そして秋の金木犀を合わせて三大香木と称されます。沈丁花(ジンチョウゲ)はジンチョウゲ科の常緑低木で、春先に小さな花が毬のような塊になって枝先に咲きます。花が白い品種を「シロバナジンチョウゲ」、花の外側が淡紅色になっているものを「ウスイロジンチョウゲ」と言います。ちなみに、葉の外側に斑が入っているものを「フクリンジンチョウゲ」と呼びます。 沈丁花(ジンチョウゲ)の特徴と言えば香り高い花。「沈丁花」という名前は、花の香りが沈香(ちんこう)に似ていることと、十字型の花が丁子(クローブ)に似ていることに由来しています。沈丁花(ジンチョウゲ)の原産は中国と言われており、室町時代にはすでに栽培されていたという記述があります。 沈丁花(ジンチョウゲ)の樹高は1m~1.5mほどで、枝が良く分岐するので特に剪定をしなくても丸くこんもりとした樹形を保ちます。沈丁花(ジンチョウゲ)は雌雄異株で、雄株と雌株があります。日本で流通している沈丁花(ジンチョウゲ)の多くは雄株なので、実を見る機会はめったにありませんが、赤い可愛らしい実を付けます。ただし、実は猛毒ですので口に入れないように注意しましょう。
沈丁花(ジンチョウゲ)の花言葉
栄光
勝利
ミツマタ
- 学名:Edgeworthia chrysantha
- 科名:ジンチョウゲ科
ミツマタは2月の下旬から開花します。名前の通り3つに分かれた枝の先に、和菓子のような可愛らしいクリーム色の花を咲かせます。花色はオレンジ色もあります。
ミツマタの花言葉
強靭
壮健
カワヅザクラ(河津桜)
- 学名:Prunus lannesiana cv. Kawazu-zakura
- 科名:バラ科
カワヅザクラはまだ寒い2月の後半から咲き始める早咲きの桜です。明るいピンクの花びらが印象的です。
- 河津桜はサクラ属の落葉高木です。静岡県の河津町で発見されたのが名前の由来です。河津桜は早咲き種で、関東では2月頃から咲き始めます。桜の代表として一般的に有名なソメイヨシノよりも1~2ヶ月早く開花します。さらに、河津桜はソメイヨシノよりも花色が濃いピンクをしていること、ソメイヨシノに比べて花期が長いことも特徴として挙げられます。 河津桜は園芸品種ではなく自然交雑種だと言われています。つまり人によって改良され作り出された品種ではなく、自然の産物です。オオシマザクラとカンヒザクラの交雑種ではないかと推定されています。 河津桜は、関東ではまだ寒い早春の2月頃から開花し、春の訪れをいち早く報せてくれる桜です。色も濃く明るいピンクであることも併せて人気が高く、最近では個人の庭や公園、街路樹などにも多く利用されるようになってきました。
カワヅザクラ(河津桜)の花言葉
純潔
精神美
ハーデンベルギア
- 学名:Hardenbergia Violacea
- 科名:マメ科
ハーデンベルギアは藤を小さくしたような紫色の花が美しいつる植物。2月の後半から咲き始めます。
ハーデンベルギアの花言葉
奇跡的な再会
運命的な出逢い
クリスマスローズ
- 学名:Helleborus
- 科名:キンポウゲ科
クリスマスの頃に咲く「ニゲル」ではなく、レンテンローズと呼ばれる種類は2月~4月頃に開花します。
クリスマスローズ
- クリスマスローズは、クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物です。クリスマスローズは、冬の花が少ない時期に花を咲かせる常緑の植物です。 日本ではヘレボルス属を全てひとくくりにクリスマスローズと呼びますが、本来のクリスマスローズはクリスマスの頃に開花する「ヘレボルス・ニゲル」を指す名前です。 他には咲き方や色が豊富な「ヘレボルス・オリエンタリス」や、グリーンの特徴的な花の形状が面白い「ヘレボルス・フェチダス」等、たくさんの種類があります。 クリスマスローズにはグリーンの葉を低く繁らせた中から茎を長く伸ばす有茎種と、茎の低い無茎種があります。 クリスマスローズ・ニゲル
クリスマスローズの花言葉
いたわり
慰め
追憶
私を忘れないで
ユキワリイチゲ
- 学名:Anemone keisueana
- 科名:キンポウゲ科
ユキワリイチゲは薄っすらと紫色を帯びた何とも言えない色の花を咲かせる多年草です。2月~3月に群生するように咲きます。
ユキワリイチゲの花言葉
幸せになる
オオイヌノフグリ
- 学名:Veronica persica
- 科名:オオバコ科
オオイヌノフグリは早春に明るい水色の花を咲かせる、可愛らしい野草です。道端、公園、畑の脇など、あらゆる場所で見かけます。
オオイヌノフグリの花言葉
忠実
信頼
清らか
オオキバナカタバミ
- 学名:Oxalis pes-caprae
- 科名:カタバミ科
オオキバナカタバミは冬の寒い時期に明るいレモンイエローの花を咲かせる野草です。
オオキバナカタバミの花言葉
喜び
母の優しさ
ガーデニングにおすすめの2月の花6種と花言葉
アリッサム
- 学名:Lobularia maritima
- 科名:アブラナ科
小さな白い花が集合するように咲くアリッサム。春まで次々と花を咲かせます。
アリッサム(スイートアリッサム)
- アリッサムは地中海沿岸原産の多年草(一年草)です。「スイートアリッサム」の名前でも親しまれています。小花がたくさん咲き、花束のようにこんもりと生い茂る姿が何とも愛らしい植物です。 アリッサムは横に広がる性質を持つので、グランドカバーの他、寄せ植えの引き立て役や花壇に植える花として人気があります。高温多湿には弱い植物ですが、乾燥に強く丈夫であるため、園芸初心者には最適の草花です。また、比較的多く出回り、安価で手に入れやすく、生育が良いことも人気の理由の一つです。 アリッサムはカスミソウのように控えめで愛らしい花で、ピンク、白、紫、オレンジと様々な色があり、自分の好みや庭、プランターの雰囲気に合わせて選ぶことができます。最近では日本の夏にも耐えられる「スーパーアリッサム」という園芸種も出回っています。 アリッサムは本来は多年草ですが、湿気に弱いため、日本では一年草扱いをされていることが多いようです。うまく環境にあえば、多年草化することもあります。
アリッサムの花言葉
優美
美しさに勝る価値
ビオラ
- 学名:Viola x wittrockiana
- 科名:スミレ科
ビオラは秋から春まで咲き続ける、冬のガーデニングの強い味方です。
ビオラの花言葉
誠実
信頼
水仙(スイセン)
- 学名:Narcissus
- 科名:ヒガンバナ科
水仙は香りの良さが魅力の球根植物です。まだ寒い2月に群生している姿を見かけると嬉しくなります。
水仙(スイセン)
- 水仙(スイセン)は、早春に花を咲かせる春を告げる球根植物のひとつです。白と黄色以外にピンクや緑、オレンジなど、色とりどりの花が咲きます。水仙(スイセン)の園芸品種の数は数万品種もあり、とても種類が豊富です。品種によって一本の茎から一本の花が咲く種もあれば、日本水仙のような房咲き種もあります。最近では八重咲種など、新品種の水仙(スイセン)が毎年のように登場します。水仙(スイセン)は、主に冬咲きと春咲きの品種が多いですが、中には秋に咲く品種もあります。 水仙(スイセン)は、数年間は植えっぱなしで管理でき、環境が合えば球根が年々増えていくのでガーデニング初心者にはおすすめの球根の花です。球根をまとめて植え付けておくと、年々分球し、とても見事な空間となります。日本全国には、たくさんの水仙(スイセン)の群生スポットが存在します。
水仙(スイセン)の花言葉
自己愛
神秘
プリムラジュリアン
- 学名:Primula × juliana
- 科名:サクラソウ科
プリムラジュリアンは2月の寂しい景色に彩りを添えてくれる可愛らしい花です。
プリムラジュリアン
- プリムラ属は500種以上からなる非常に種類の多い属です。 プリムラ・ジュリアンは、数多くのプリムラとの交配の中で作られた品種です。プリムラ・ポリアンサとよく一緒に説明されますが、もともとプリムラ・ジュリアンは、サカタのタネがプリムラ・ポリアンサとコーカサス地方原産のプリムラをもとに交配して1970年代にできたプリムラです。両者はほぼ同じですが、ジュリアンの系統の方が株や花、葉がコンパクトです。 最近では従来の花型のサクラソウに似た花の形の他に、バラ咲きのフリルが可愛い品種もあります。またもともと色数が豊富なプリムラ・ジュリアンでしたが、シックな色や微妙な色合いの種も登場して、ますますバリエーションが増えています。
プリムラジュリアンの花言葉
青春の喜びと悲しみ
サクラソウ
- 学名:Primula sieboldii
- 科名:サクラソウ科
ピンクの桜のような花を咲かせるサクラソウ。寒い2月に春の気配を感じさせてくれる花です。
サクラソウ(桜草)
- サクラソウ(Primula sieboldii)は日本に自生する多年草です。サクラソウ属の植物は園芸品種も入れると非常にたくさんあり、それらの総称としてサクラソウという言葉が使われることがあります。 サクラソウ(桜草)は、湿り気のある日当たりのいい半日陰や落葉樹の下などを好む植物です。白やピンク色の花で、ハート形のような花びらを5枚、桜の花のように咲かせます。 園芸品種で出回っているサクラソウ(桜草)はこのサクラソウ(Primula sieboldii)ではありません。園芸店に良く出回っているものには、サクラソウ(桜草)の花をもう少し大きくしたようなプリムラ・マラコイデス(P. malacoides)や、園芸品種のプリムラ・オブコニカ(P. obconica)などがあります。プリムラ・オブコニカは、人によっては触るとかぶれる場合がありますので、気をつけてください。
サクラソウの花言葉
希望
可愛い
ユリオプスデージー
- 学名:Euryops pectinatus
- 科名:キク科
ユリオプスデージーは明るい黄色が魅力的な花。2月の寒さの中でも次々と花を咲かせます。
ユリオプスデージーの花言葉
夫婦円満
明るい愛
切り花で楽しむ2月の花6種と花言葉
アネモネ
- 学名:Anemone coronaria
- 科名:キンポウゲ科
アネモネは白、ブルー、ピンクなど、色のバリエーションが豊富な花。アネモネだけのブーケも可愛らしく魅力的です。
アネモネ
- アネモネは分枝性の塊茎をもち、草丈25~40cmになるキンポウゲ科の多年草で、直立して直径10cm前後の花を咲かせます。アネモネの花びらに見える部分は、がく片です。 和名はボタンイチゲ(牡丹一華)やハナイチゲ(花一華)といいます。 アネモネはまだ花の少ない2月下旬ごろから5月頃までと開花期が長く、赤、白、ピンク、紫や青など豊富な花色や一重だけでなく半八重や八重など花形の異なる多くの品種があり、切り花や花壇で広く栽培されています。性質は日当たりを好み、寒さに当てないとつぼみができない性質があるのでの冬も屋外で育てましょう。 アネモネの品種は、100品種以上あり、毎年のように新しい品種ができています。以前は、発色のよい色が中心でしたが、最近はパステル系の複色系の品種もあり、花のサイズも大輪のものから小輪のものまで豊富に揃います。園芸用以外に、切り花としても春を代表する球根花です。
アネモネの花言葉
あなたを愛します
はかない恋
チューリップ
- 学名:Tulipa
- 科名:ユリ科
お庭のチューリップが咲くよりも早く、切り花のチューリップは出回り始めます。色、咲き方共に豊富で楽しみ方も多い花です。
チューリップ
- チューリップは春に花咲く球根植物です。チューリップの球根は直径3cmほどのものが多く、玉ねぎのような形をしています。この球根を地面に植え育てるのです。球根の先はとがっていて、その先端から花茎や葉を伸ばします。花茎の背丈は種類にもよりますが、15cmよりも下のものはありません。おおよそ15cm~60cmのものまでが主に出回っています。花びらの色は皆さんも良くご存知の様に赤、白、黄色をはじめ、ピンク、紫、複色などさまざま。咲き方も、ユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲き、八重咲きなどいろいろな咲き方があります。チューリップの開花時期は、大きく分けると、早咲き、普通咲き、遅咲きの3時期があります。同じチューリップでも開花の時期がかなり違うので、違う開花時期のものを一緒に寄せ植えすると、開花時期がずれてしまい見栄えが悪いので、鉢植えに植える場合は単一種を植え付ける方が一般的です。 チューリップの育て方で大切なことは 1.よい球根を選ぶこと 2.適切な場所に植えて、適量の水やりをすること 3.寒さに当てること です。
チューリップの花言葉
思いやり
ミモザ
- 学名:Acacia baileyana
- 科名:マメ科
黄色のふわふわとした花が可愛いミモザは、2月~3月が出回りのピークです。ドライフラワーにすると長く楽しめます。
- 「ミモザ」はギンヨウアカシアやフサアカシアなど、黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の総称です。シルバーリーフと呼ばれる銀色がかったグリーンの葉が特徴的な半落葉~常緑高木です。本来の「ミモザ(mimosa)」はオジギソウの学名ですが、黄色の房状の花が咲くアカシアの仲間の呼び名として使われています。 ミモザ(アカシア)は庭木としても人気です。銀色がかったグリーンの葉と、春先に咲く明るい黄色の花のコントラストが美しい樹木です。ただしミモザ(アカシア)は庭植えにすると非常に大きくなるので、植える場所を考える他に毎年の剪定が必要になります。 3/8は国際女性デーといって、女性の政治的自由と平等を訴える日として国連が制定しています。この日はイタリアでは「女性の日」とされ、女性への日頃の感謝を込めて、男性から女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣があります。日本でも「ミモザ(アカシア)の日」とされ、女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣が定着しつつあります。
ミモザの花言葉
優雅
友情
- 「ミモザ」はギンヨウアカシアやフサアカシアなど、黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の総称です。シルバーリーフと呼ばれる銀色がかったグリーンの葉が特徴的な半落葉~常緑高木です。本来の「ミモザ(mimosa)」はオジギソウの学名ですが、黄色の房状の花が咲くアカシアの仲間の呼び名として使われています。 ミモザ(アカシア)は庭木としても人気です。銀色がかったグリーンの葉と、春先に咲く明るい黄色の花のコントラストが美しい樹木です。ただしミモザ(アカシア)は庭植えにすると非常に大きくなるので、植える場所を考える他に毎年の剪定が必要になります。 3/8は国際女性デーといって、女性の政治的自由と平等を訴える日として国連が制定しています。この日はイタリアでは「女性の日」とされ、女性への日頃の感謝を込めて、男性から女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣があります。日本でも「ミモザ(アカシア)の日」とされ、女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣が定着しつつあります。
ルピナス
- 学名:Lupinus
- 科名:マメ科
ルピナスは和名を登藤とも言い、藤の花を上向きにしたようなフォルムが可愛らしい花です。野花のような趣が魅力です。
ルピナス
- ルピナスは秋に種をまき、翌年または翌々年の春に花を楽しむ一、二年草です。ルピナスの花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、青、紫、白など様々。冷涼で乾燥した気候を好むので、蒸し暑い日本ではほんとんどが一年草になりますが、原産地など気候があう場所では多年草とされています。日本でも冷涼な北海道ではルピナスの群生が観光名所となっているも場所もあります。 品種によっては1m以上に育つこともあり、空に向かって長く伸ばした花茎に鈴なりの花をつけます。ルピナスは、藤(ふじ)に似た花が上向きに咲くことから、「ノボリフジ(登り藤)」「サカサフジ(逆さ藤)」の別名もあります。また、葉の形がうちわに似ているので「ハウチワマメ(葉団扇豆)」と呼ばれることも。ルピナスはマメ科の植物なので、花の後は枝豆によく似たサヤが育ちます。同じくマメ科の植物特有の根粒菌を根に付着させているので土壌が肥沃になります。
ルピナスの花言葉
想像力
いつも幸せ
忘れな草
- 学名:Myosotis
- 科名:ムラサキ科
水色の小さな花が可憐な忘れな草。楚々とした咲き方は優しげな少女のような可愛らしさです。
忘れな草の花言葉
私を忘れないで
真実の友情
スイートピー
- 学名:Lathyrus odoratus
- 科名:マメ科
甘い香りが魅力のスイートピーは、まだ寒い2月に花屋さんの店頭を賑わせてくれます。春の訪れを感じるような優しい花です。
スイートピーの花言葉
別離
門出
2月の誕生花
2月の誕生日ごとの花言葉を紹介します。自分や親しい人の誕生日の花がわかります。
2月を代表するような花を紹介しました。春の気配を感じ始める2月。寒くて花が少ない時期のように思えますが、こんなに可愛い花がたくさんあるんです。2月も花のある暮らしを楽しみましょう。
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