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芝・グラス|植物図鑑1-10件 / 全10件

芝・グラスの一覧です。芝は、裸足で遊べる庭づくりに欠かせない植物です。また、風によってそよぐ姿で風を感じることができます。

芝・グラスの代表植物:ヤブラン、猫草など

ヤブラン

  • ヤブランは、すっとした葉を伸ばす常緑のグラウンドカバーの定番です。濃いグリーンのものから、白やクリーム色の斑入りなど、最近では園芸品種も多く出回っています。「リリオペ」という学名で呼ばれることもあります。 ヤブランは非常に乾燥に強く、日陰にも強いので、過酷な環境にもよく耐えます。昔から日本の庭園によく使用されているため、「和風」のイメージが強い植物ですが、和にも洋にもよく似合います。日向から半日陰くらいであれば8月~10月にかけて薄紫色の花を咲かせます。花の後に付ける深い藍色の実も美しく魅力のひとつです。

リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)

  • リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)日本や東南アジア、フィリピンなどの森林地帯に自生するキジカクシ科の常緑多年草で、日本庭園だけでなく洋風のお庭にもワンポイントとして使われる品種です。 暑さ寒さにも強く、日陰にも強いのでグランドカバーとしても利用されます。花や実を楽しみたい場合はある程度の日照が必要なので、管理場所には注意しましょう。 リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)の根は生薬の麦門冬となり、漢方薬で咳止めなどに効果のある麦門冬湯などに使われます。 リュウノヒゲはジャノヒゲとも呼ばれ、蛇の髭と表記することもありますが、蛇には髭はありませんよね。これは、もともとは「ジョウノヒゲ」と呼ばれていたものが「ジャノヒゲ」になったんだとか。ジョウノヒゲは「尉の髭」と書きます。能面の中に老人を表す「尉(じょう)」というお面の種類があります。尉の髭とは老人の髭のことです。

ニューサイラン(マオラン)

  • ニューサイラン(マオラン)はニュージーランド原産の多年草で、葉の幅は10㎝くらい、草丈1m程度の多年草です。ニュージーランドでは草丈3mを超すものもあります。現地では常緑多年草ですが、寒さに弱く日本では冬には地上部がなくなったり、葉が黄色くなることがあります。 ニューサイラン(マオラン)細く扇状に伸びる葉が特徴的で、細かい葉の植物と一緒に植えると全体の雰囲気を引き締めるオーナメントプランツとして活躍してくれます。明るいグリーンのものから銅葉のもの、白斑入りや三色の斑が入るトリカラーなども種類も多様です。日本ではあまり見られませんが、その個性的な花も印象的です。

コウライシバ(高麗芝)

  • 芝生には大きく分けて日本芝と西洋芝があり、日本芝はその名の通り高温多湿に適した日本の環境に合った性質を持つ芝です。 北海道などの冷涼な気候で使われている西洋芝は、日本芝より多くの刈り込み作業が必要で、高麗芝に比べてメンテナンスに手間がかかるのが難点です。 日本芝の代表ともいえる高麗芝(コウライシバ)は、日本では東北以南で最も多く使用され日本の風土にあった芝です。葉の幅は野芝よりも細く、刈込みによって密度も細かく、見た目にも綺麗な芝生になります。

フェザーグラス

  • 羽毛のような軽やかな穂を咲かせる、イネ科の多年草です。乾燥を好みます。華奢な茎の先に白い穂をふわりと広げます。霧のように広がる穂は繊細で美しく、堅い印象の植物と合わせると存在感を発揮します。葉も細く華奢な印象の植物です。固めて植えると独特の雰囲気を醸し出します。軽やかで繊細な雰囲気を作りたいときに活躍してくれるオーナメンタルグラスです。  

パニカム

  • ススキのような花火にも見える穂を咲かせる、イネ科の多年草です。パニカムの仲間は園芸品種もたくさんあります。草丈も1m近くまで大きくなるので、庭のなかで存在感を放ちます。色も明るいグリーンから、青味がかったグリーン、赤味の強いものなど多数あります。乾燥に強く耐陰性もあるので使いやすく、様々な庭で活躍してくれます。風で揺れる姿が軽やかで可愛らしいグラス類です。群生させるととても印象的なオーナメンタルグラスとして活躍してくれます。    

ペニセツム(ペニセタム)

  • ペニセツムは猫じゃらしのような穂を付けるのが特徴的なイネ科の多年草です。園芸品種も多く出回っており、ペニセツムにはたくさんの種類があります。草色も明るいグリーンから深いグリーン、銅葉まで様々です。穂の色も品種によって変わってきます。風に揺れる姿が美しく、花が少なくなる夏から秋に楽しませてくれます。群生させると独特の雰囲気で印象的なオーナメンタルグラスとなります。

カレックス

  • カレックスは園芸品種も含め、とてもたくさんの種類があります。日本原産の品種も多く、気付かないうちに目にしていることの多い植物です。カンスゲやヒゲスゲ、オオカサスゲなど日本の山野でもよく見かけます。細く長い葉が印象的なグラス類です。グリーンの濃さにもいろいろあり、深く濃い緑から明るいグリーン、斑入りまでと多様です。湿地を好む種類から乾燥気味が好きなものまでいろいろです。株で大きくなるので、グラウンドカバーにも適しています。

パンパスグラス

  • パンパスグラスは、草丈が大きくなるイネ科の多年草です。ススキに似てると言われることの多い植物ですが、日本のススキのような軽やかさはありません。夏の終わりから秋に、真直ぐに伸びた茎の先に魔女の箒のような穂を咲かせます。草丈も3mくらいまで生長する品種から1m程度の矮性種もあります。葉に縞が入ったような斑入り種もあり、穂のない時期もオーナメンタルグラスとして楽しめます。

猫草(ネコグサ)

  • 猫草として販売されている種はあまりよい環境で管理されておらず、花をつける前に枯れてしまうことがほとんどです。収穫を目的としたエンバク(猫草)の場合、3月に種をまき、6月になると茶色の花をつけます。花言葉はありません。 収穫前の皮に包まれた種がツバメに似ていることから「燕草」の名前がつけられました。 カラスムギの種は生存戦略として、水分に触れると回転することで知られています。地表に落ちてから雨が降ると、ねじるような動きで土中に侵入。種の周りには細かい毛が生えており、フックのような役割を果たして地面に侵入します。

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