ズッキーニの育て方 〜お手入れ編〜
LOVEGREEN編集部
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みなさんのズッキーニは順調に育っていますか?
病害虫のチェックや追肥の方法、水やりなどズッキーニの毎日のお手入れについてご紹介します。
日頃のお手入れを適度にすると、野菜はそれに答えてくれるように元気に育ってくれますよ♪
目次
ズッキーニの病害虫チェック
ズッキーニの葉の裏にハダニが発生してないか、新芽の先にアブラムシはいないか、よく確認しましょう。
特にハダニは乾燥すると発生しやすいので、水分を与えることでかなり防ぐことができます。ニームや木酢液などを希釈して、スプレーしてあげましょう。スプレーすることで病害虫を防ぐだけでなく、ニームや木酢液は葉に栄養も与えることができます。まだ収穫期ではないこの時期は、追肥による栄養補給よりも葉からの栄養補給も有効といわれています。スプレー後希釈液が余ったら、土にそのまま与えても肥料代わりとなります。
ズッキーニの追肥
ズッキーニは収穫が始まりだしたら、2週間ごとに追肥をします。肥料を施す位置は、葉が広がった先よりも少し先の方に施します。というのも、だいたい根の広がりというのは葉の広がりと同じくらいといわれています。そのため葉の先を目安に肥料を施します。今回はプランターで育てているので、だいたいプランターの外側に追肥をしましょう。
草勢が落ちているときなどは、様子をみて少し肥料を施してあげても良いでしょう。
ズッキーニの水やりなど
収穫する以前は水の与えすぎに注意し、土が乾いてからしっかり与えましょう。
反対に収穫最盛期になるとズッキーニは水分を必要とします。
日頃から乾燥させないように、定期的にお水をあげるよう管理しましょう。通常畑で栽培する際は、雨のはね返りによる病害虫を防いだり、夏の乾燥を防ぐためにマルチや敷きわらを敷くことが多いです。
春夏のプランター栽培は、バーク堆肥などを敷いて梅雨時期の雨のはね返り・乾燥を予防すると、いくぶんかそれらを防ぐことができますので、是非お試しください。
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ズッキーニ
- 見た目はきゅうりのようですが、ズッキーニは「ペポかぼちゃ」の変種です。原産地は北アメリカ南部~中南米ではないかと考えられています。16世紀頃にヨーロッパに伝わり、19世紀後半にイタリアで改良されたものの中からズッキーニが誕生したと言われています。 ズッキーニは日本ではまだ歴史が浅く、普及し始めたのは1980年頃からですが、家庭菜園ではお洒落で人気の野菜のひとつです。花がついたままの未熟な果実も食用にするため、エディブルフラワーとしての一面もあります。 ズッキーニは緑色の品種の他、黄色の品種もあります。煮物(ラタトゥイユなど)、サラダ、漬物、オムレツの具、揚げ物など幅広く用いられます。 ズッキーニは、別名「つるなしカボチャ」といわれ、分枝が発達することはなく、親づるがどんどん生長します。整枝といって、ズッキーニの実の下の葉を処理したり、支柱などでぐらつく株元を支えながら管理していきます。