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草花|植物図鑑11-20件 / 全414件

草花の一覧です。最も季節の移り変わりを感じることのできる植物です。初心者から上級者までレベルに合わせた植物を楽しむことができ、鉢植えや花壇など様々なシーンで活躍します。

草花の代表植物:コスモス、マーガレット、ガーベラ、スミレ、ジャスミンなど

アネモネ・パルマータ

  • アネモネ・パルマータは、キンポウゲ科の原種のアネモネのひとつです。アネモネというと球根の花が一般的ですが、パルマータは宿根草です。宿根草タイプのアネモネの中では小型で、かわいらしいサイズです。 花の咲く時期以外は下葉のみ、春になると株元から花茎が立ち上がり、晩春から初夏にクリームイエローの花が開花します。咲き始めはクリームイエロー、開くとクリーム色になり、華やかな色合いのアネモネの中では素朴な印象です。花後の種が入る実は、まん丸でかわいい形をしていて観賞価値があります。 酷暑と表現される最近の夏を越せることができれば、基本的には植えっぱなしにできる宿根草です。

ルナリア(ゴウダソウ)

  • ルナリアは、春から初夏にかけて紫や白い花を咲かせるアブラナ科の二年草。秋にまくと、開花するまでには二年かかります。花はアブラナ科の花に多い、十字型の花を多数咲かせます。 ルナリアは花後に実る種のサヤの形がユニークで、庭や花壇に植栽すると、花の時期と果実の時期では雰囲気ががらりと変わり、植栽として面白い存在になります。サヤは、最初は楕円で徐々に丸くなり、うちわのような形になります。平べったい形で、平均して4~6個程度の種が入り、外側からでも種の数が確認できます。種がはじけたあとの光沢のあるサヤの仕切りは、日持ちのするドライフラワーになり、白い色の「晒しルナリア」や染色されたものが流通しています。 学名のLunariaは、ラテン語の月を意味するlunaに由来し、丸いサヤの形を月に例えたことによります。和名の合田草は、ルナリアの種をパリから日本に初めて持ち帰った、木版画家の合田清氏の苗字にちなみます。  

ゲラニウム(フウロソウ)

  • ゲラニウムは、春から初夏にかけて開花する耐寒性宿根草。風にそよぐように咲く姿は可憐で風情がある草花です。 ゲラニウムの種類はとても豊富で、品種により草丈、花色、花の大きさなどが違います。花の色は、ピンク系濃淡、白、紫系濃淡の他、黒花や複色など、さまざまな品種があります。 花が美しいゲラニウムは、葉のフォルムも品種によってさまざまです。切れ込みのあるもの、小さな葉、大きな葉など、とても魅力的な葉をした種類が多く、花の時期以外もリーフプランツのような使い方ができます。冬は種類や地域によって落葉するものと、多少葉を残すものがあります。 ゲラニウムの開花期間は主に初夏ですが、初夏から秋まで長期間開花する新品種のゲラニウムも登場しています。 高温多湿に弱いため、どちらかというと寒冷地に植栽した方がよく育ちますが、品種を選べば暖地でも育てることができます。適した場所に植栽すると、株が広がるように生長し、たくさんの花が開花します。宿根草なので、植え付けてから3~4年目以降の大株になると花の最盛期はとても見事です。

シンバラリア

  • シンバラリアは、横に広がるように育ち、花径1cmにならないスミレに似た小さな花を春から秋まで次々と咲かせる耐寒性多年草。葉はアイビーに似た形をしていて柔らかい質感です。 日光を好みますが、強すぎる直射日光が当たる場所よりも半日陰くらいの場所で管理した方が状態良く育ちます。日陰でも育ち、丈夫で手間がかからないため、シェードガーデンのグランドカバーとして重宝がられるほか、寄せ植えやハンギングバスケットのアクセントとしても用いられます。 和名の蔦葉海蘭(ツタバウンラン)は、ツタのような葉を持ち、海蘭(ウンラン)の花に似ていることから名付けられました。学名のmuralisは壁という意味を含み、城壁などに生えることから付けられています。

カーペットカスミソウ

  • カーペットカスミソウは、白い花びらに薄紫の筋が入った花径1cmくらいの小さな花を咲かせる耐寒性多年草。カスミソウの仲間でヒマラヤを原産とし、山の上の草原や雑木林に自生しています。一見カスミソウの仲間に見えにくいのですが、よく見ると花の形はそっくりなことがわかります。矮性でマット状に広がって咲くので、カーペットカスミソウの名前が付きました。別名では尾上マンテマ(オノエマンテマ)と呼ばれますが、「尾上」とは山の頂の意味で、山の高い場所に育つ植物に付けられる言葉なので、山の上の涼しい環境を好むことがわかります。草丈は20cmほどで、葉は卵の形でうぶ毛が生えています。 日当たりと水はけの良い場所で育てます。高温多湿が苦手なので、夏は風通しの良い場所で管理しましょう。高温期に雨が続くような時は、軒下に移動させます。鉢植えの場合は、山野草の土を使うと状態良く育ちます。見た目は繊細ですが意外と丈夫な植物で、夏越しが上手にできると周年楽しめます。耐寒性がありますが、冬は地上部を枯らして越冬します。鉢植え、寄せ植え、ハンギングバスケット、グランドカバーなどに用いられます。

シャーレーポピー

  • シャーレーポピーはヒナゲシ、コクリコ、虞美人草(ぐびじんそう)の名でも知られる一年草。細い茎の先に、まるで薄紙のような繊細で色鮮やかな花を咲かせます。昭和記念公園や秩父高原はシャーレーポピーの一大群生地として知られています。フランスでは赤いシャーレーポピーとブルーのヤグルマギクが田園に植えられていることが多く、花畑の写真集によく登場する花です。 同じ一年草のアイスランドポピーの開花は早春の3月~4月ですが、シャーレーポピーの見頃は5月以降です。 アイスランドポピーは切り花として流通していますが、シャーレーポピーはひとつの花の開花期間が短く、切り花としての流通はほとんどしていません。花色が非常に豊富で、赤をはじめ、白、ピンク、複色のほか、グレイッシュポピーと呼ばれるアンティークカラーの色も人気です。 シャーレーポピーは、つぼみの時は完全にうなだれたような見た目で、開花前日になると上を向く面白い特徴があります。 鉢植えでも育てられますが、草丈が70~80cmになるので、できれば大きなコンテナや花壇で楽しみたい草花です。一方向からしか日が射さないと茎が曲がりやすくなります。適した場所に植えれば育て方は簡単で、たくさんの花が楽しめます。

黒花ポピー・ブラックマジック

  • 黒花ポピー・ブラックマジックは、3月~5月に光沢のある黒い花を咲かせる耐寒性一年草です。流通が始まったのは最近で、まだ流通量は少なめです。 アイスランドポピーやシャーレーポピーと比べると、草丈は低めで花のサイズも小さめです。ひとつひとつの花の開花期間は平均2~3日と短いですが、次から次へとたくさんの花が開花します。 性質は強く、環境に合った場所に植えれば育て方は簡単です。つぼみの時はうなだれたような姿をしていますが、開花間際になるとつぼみが起き上がり、開花すると太陽を向きます。次から次へと開花する小さな黒い花は、庭や花壇にアクセントとして使うとおもしろい素材です。茎が細く、そよそよと風に揺れるように咲く姿はナチュラルな雰囲気も演出してくれます。

クナウティア

  • クナウティアはスイカズラ科の耐寒性多年草。初夏~秋まで長くたくさんの花が開花します。品種によって草丈はかなり違い、40cmくらいのものから1mを越すものまでさまざまです。暑さにも強く、開花期間が長いので、夏の庭や花壇に植えると重宝する草花です。 色は紫、ピンク、赤などがあり、クナウティア・マケドニカやクナウティア・アルベンシスがよく流通し、斑入りなどの新品種も登場しています。 丈夫でワンシーズンでもたくさんの花が咲き、育てやすい草花です。株としては短命な多年草ですが、環境に合えばこぼれ種で増えていきます。

ヘーベ

  • ヘーベは様々な種類がありますが、ここでは主にカラーリーフとして葉色を楽しむ斑入りのヘーベについて説明します。 ヘーベは、ゴマノハグサ科の半耐寒性常緑低木。秋冬に温度が下がるとともにシックな色合いに葉色が変化します。緑→ピンク→赤→紫に変わるものや、緑→薄茶→赤茶→こげ茶に変わるものなど、品種によって異なります。そのように色が変化するヘーベの葉は、春になると爽やかな緑色の斑入り葉に戻り、夏の初め頃には小さな紫色の花が咲きます。一年を通じて色々な表情が楽しめるところがとても魅力的な植物です。 日当たりと水はけの良い場所を好みます。関東以西では強い霜に当たらなければ屋外で冬越しできるくらいの耐寒性があります。夏や梅雨時の高温多湿が苦手なので、風通しの良い涼しい場所で夏越しできると周年楽しめます。

クレマチス・アンスンエンシス

  • クレマチス・アンスンエンシスは、中国原産の冬に花を楽しめる常緑のクレマチスです。開花期は12月~1月で、耐寒性も強く丈夫です。冬咲きのクレマチスの中には夏に葉を落としてしまう品種もありますが、アンスンエンシスは夏も青々とした葉を楽しむことができます。 つる性なのでアーチやフェンスに這わせたり、鉢であんどん仕立てにしても見栄えがします。4~5cmほどの白い花で釣鐘状の形をしているところから、「ウィンターベル」という名で流通している場合もあります。うつむきがちに咲く花のほか、蕾も実のような雰囲気で愛らしい姿をしています。
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