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ハーブ|植物図鑑21-30件 / 全68件

ハーブの一覧です。香りが良いことから、ハーブティーやクラフト、料理などによく使われます。害虫が付きにくいことから、育てやすく人気の植物です。

ハーブの代表植物:パクチー、ローズマリー、ラベンダー、ミント、カモミールなど

イタリアンパセリ

  • イタリアンパセリは、ヨーロッパ地中海原産のセリ科のハーブ。2年草のハーブです。(※2年草とは、種まきした翌年になってから花が咲くというように、生育のサイクルが2年にわたるもの。)パセリの中でも、イタリアンパセリは葉が縮れていない平葉種になります。

フェンネル

  • フェンネルは、草丈が1m以上になる大型の多年草で別名をウイキョウといいます。葉、花、茎、種をハーブとして古くから世界各地で栽培・利用されてきました。 日本には平安時代に中国から伝わったといわれています。葉は糸状でアスパラガスの葉のように細かく分かれ、折ると香りが立ち、魚料理などに利用されます。茎は直立して分枝し、頂部にはせり科独特の傘を開いたような小さな黄色い花を初夏に多数咲かせます。 長さ8mmほどの長い楕円形の果実を完熟手前で収穫したものは料理だけでなく消化促進のための生薬にも使われます。フェンネルシード(種)は実際は果実で、種はさらに中に入っています。

レモンマートル

  • レモンマートルは、オーストラリアのクイーンズランド州の海岸沿いやブリスベンからケアンズにかけての亜熱帯性地域に自生する常緑低木です。自生地では3mから大きいもので10m以上になります。6月~7月頃に1本の花茎から白からクリーム色の小さな花を多数開花させ、現地では満開になるとクリーム色の花で木全体が覆われるほどです。 レモンマートルは、レモンよりもシトラールの成分が多く、葉からは強い清涼感のある香りがします。オーストラリアの先住民のアボリジニは、古来から料理や抗菌作用があるため薬草として利用してきました。 レモンマートルの葉は、お茶や料理、デザートへの香り付けに使われています。また、メディカルハーブとしてアロマテラピーでも人気のあるハーブのひとつです。香りが良く抗菌作用があることから、化粧品類の香料としても使われています。

ローズゼラニウム

  • ハーブゼラニウムの中で、最も代表的な種のローズゼラニウム。バラのような香りがすることからローズゼラニウムという名前がついています。この他のハーブゼラニウムもペパーミントの香りがするペパーミントゼラニウムなど、香りがそのまま名前の由来になっている品種が多くあります。 ローズゼラニウムは、アロマオイルの他、お茶や料理などの香りづけ、クラフトなど多岐にわたって利用されていまます。ローズゼラニウムの性質は大変強く、挿し木で簡単に増やすことができます。最近はローズゼラニウムをはじめとしたゼラニウム類は、切り花の葉もの素材としても通年出回るようになりました。花は初夏にピンクのかわいい花が咲きます。

ディル

  • ディルは独特の風味で、魚料理やハーブビネガーなどに使われているハーブです。細かく刻んで、ドレッシングやマヨネーズなどの調味料にも使えます。葉をはじめ、種や花も利用でき、一株あると料理の幅が広がるハーブのひとつです。 ディルは、種からでも苗からでも育てることができますが、一回の料理で大量に使うハーブではないため、自宅で料理に使う用途であれば、一株でも十分に楽しめることから苗での購入の方が一般的です。最近はスプラウト(発芽野菜)としても利用されます。

カモミール(カミツレ)

  • カモミールは、地中海沿岸原産のハーブの一種です。現在では世界中に帰化しています。花や葉を乾燥させお茶にしたり、薬用としても使われています。育て方は苗からと種からがありますが、比較的育てやすいため種から育てるのもおすすめです。 カモミールの種類には一年草の「ジャーマンカモミール」と、多年草の「ローマンカモミール」の他に、花が咲かない「ノンフラワーカモミール」や黄色い花を咲かせる「ダイヤーズカモミール」があります。 ハーブティーにする場合は、飲みやすいジャーマン種をおすすめします。香りは青りんごにたとえられることもあるように、甘く芳醇です。ジャーマンカモミール、ローマンカモミール共にデイジーのような白い小花を咲かせます。 カモミールは地植えでも鉢植えでも育てる事ができます。地植えにするとこぼれ種で増えていくので群生するカモミールの美しい光景が見られます。

ミント

  • ミントは最もポピュラーなハーブのひとつです。ミントというと、すっきりとしたさわやかな香りを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、中にはアップルミントのようにほんのり甘くすっきりとした香りのミントもあります。品種は数限りなく存在し、毎年のように新品種が登場します。 ミントの利用法としては、アロマテラピーの他、サシェやポプリの材料にしたり、お茶や料理にも使うことができたりと様々な活用法があります。

ラベンダー

  • ラベンダーは地中海沿岸原産の常緑低木。ハーブの女王とも呼ばれ、癒しのフローラル系の香りが人気のハーブです。ヨーロッパでは古くから栽培され、お風呂や衣類の香りづけなど日常の暮らしの中で利用されてきました。花の色は薄紫や濃い紫、白があり、葉には芳香があります。ハーブとして蒸留して得られたオイルは香水などの成分となり、花を乾燥させたものはポプリやハーブティーとして利用できます。 ラベンダーの語源は、lavareという「洗う」を意味するラテン語だと言われています。その精油はリラックスや精神安定にも使われており、とても人気があります。「万能の精油」ともいわれ、アロマテラピーでもっとも広く利用される精油です。ラベンダーにはイングリッシュラベンダーやフレンチラベンダーなど種類がたくさんあり、種類ごとに精油が作られているため、ラベンダーと名のつく精油はたくさんあります。 ラベンダーは地中海沿岸が原産地のため、高温多湿を嫌う性質です。風通し良く、蒸れないように世話をすれば次第に大株になり、良い香りのする花を毎年咲かせて楽しませてくれます。

ペニーロイヤルミント

  • ペニーロイヤルミントは他のミントとは違い、地を這うように伸びるほふく性のミントです。踏みつけにも強いのでグランドカバーとしても利用されています。葉のサイズが細く、タイルや石の隙間に植え付けるグランドカバープランツとしても適しています。 ヨーロッパではノミ、アリ、カメムシなどの虫よけに利用されてきました。日本国内では、東北地方の一部でカメムシ対策としてペニーロイヤルミントを使って効果をあげているようです。

斑入りバジル

  • 斑入りバジルは、最近流通が始まった葉にきれいな斑が入ったバジルです。スイートバジルより若干強い香りがしますが、利用法は一般的なバジル同様、料理に使うことができます。とてもきれいな葉なので、料理の他、庭や花壇の植栽としても隣の花を引き立てるカラーリーフとして植栽すると見栄えがします。
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