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「す」からはじまる植物1-20件 / 全43件

スティックセニョール

  • スティックセニョールは、日本の種苗会社がブロッコリーと中国野菜のカイランを交配させて作ったスティックタイプのブロッコリーです。スティックセニョールは品種名で、「スティックブロッコリー」、「茎ブロッコリー」とも呼ばれます。 ブロッコリーは、頂花蕾と呼ばれる頂点のつぼみを大きく育てる野菜ですが、スティックセニョールは、側花蕾と呼ばれるわき芽の茎が長く伸びたところを収穫します。 ブロッコリーとは一味違い、茎まで柔らかく甘みがあり、アスパラガスに似た食感で食べやすいため、最近はスーパーや八百屋さんでもよく見かけるようになりました。 ブロッコリーほど栽培の場所をとらないため、小さなスペースでいろいろな野菜を育てる家庭菜園向きの野菜のひとつです。プランターで栽培することもできます。

スイセンノウ(リクニス・コロナリア)

  • スイセンノウは、白いうぶ毛に覆われたシルバーの葉茎が特徴的な耐寒性多年草。花は直径3cm~4cmくらいで、花色は赤、ピンク、白、複色などがあり、濃いピンク色をよく見かけます。咲き方は一重咲きのほか、八重咲き品種もあります。草丈は60cm~100cmほどで、すらっとした草姿をしていて、枝分かれして次々と花を咲かせます。暑さ寒さに強く、やせ地でもよく育ち、乾燥にも耐えるのですが、多湿の蒸れに弱い性質があります。そのため、日本では夏に蒸れて枯れてしまうことがあり、短命な多年草や二年草扱いされることもあります。冬は葉を落とさず常緑で、カラーリーフとして楽しめます。基本的には、こぼれ種で増えるほど丈夫な植物です。 スイセンノウは、漢字で書くと「酔仙翁」。赤やピンクの花が酔っぱらったおじいさんのように見えることからその名が付いたとされています。スイセンノウは、鮮やかな花色の園芸品種が多数ある「リクニス」の仲間であるため、リクニス・コロナリアとも呼ばれます。リクニスはギリシャ語の「lychnos=灯火」から付けられた名前です。コロナリアは、花冠の意味があるそうです。また、スイセンノウの葉がまるでフェルトのような質感なので、フランネルソウと呼ばれることもあります。セリ科のフランネルフラワーとは、名前と葉の質感が似ていますが全く別の植物です。

スモークツリー

  • スモークツリーは、初夏になると穂状の花序に小さな黄色の花が無数に開花します。雌雄異株で、タネを結ばない不稔花である雌木の軸の部分(花柄)が長く伸びて、羽毛のようなふわふわとした触感と見た目になります。雄木の花柄は雌木に比べて小さいので、煙がくすぶっているようには見えません。切り花や庭木として植栽されているのは雌木です。花柄は長いもので20cm以上にもなります。開花後のスモークツリーの花柄が、煙がたっているかのように見えることが名前の由来です。庭木の他、花柄が付いた枝ものとして初夏に多数流通しています。 スモークツリーは花柄だけでなく、葉も魅力的で、紅葉も美しい樹木。暑さ寒さにも強く、手入れが簡単なこともあり、おしゃれな庭木として人気です。ウルシ科のため、剪定した際の切り口に素手で触れるとかぶれることがあります。ヤニもあるので、作業で触る際には手袋をするようにしましょう。

スイスチャード

  • スイスチャードの和名である不断草(ふだんそう)という名は、真冬には生育は鈍りますが、ほぼ1年を通して育て収穫できることから名前が付いたといわれています。暑さ寒さに強いスイスチャードは、とても育てやすい野菜です。 スイスチャードの葉の軸は、赤・白・黄色・紫・オレンジなどカラフルな色合いがあり、サラダなどの彩りにもよく使われます。お洒落な野菜として、家庭菜園でも人気となっています。 日本では、まだ馴染みが薄い野菜かもしれませんが、最近では野菜として育てる以外にも、葉色の美しさからガーデニングのカラーリーフとしても育てられ、人気が出ています。 同じアカザ科のほうれん草が少なくなる真夏の時期にも収穫でき、淡白な味わいから、様々な葉物野菜の代用として料理に使われます。また、スイスチャードが小さいうちは、カラフルなベビーリーフとしても重宝します。

レッドソレル(ルメックス)

  • レッドソレル(ルメックス)はタデ科の多年草です。学名の「ルメックス」や和名の「スイバ」などとも呼ばれるハーブです。緑の葉に紫色の葉脈が入り、美しく独特な見た目をしています。鮮やかな紫のラインは、プランターや庭だけではなく、サラダなどお皿の上でもいいアクセントになります。 酸味のある味で、サラダ、スープ、ソースなどに使えます。シュウ酸を含むので多食は避けてください。 最近は葉の色合いの美しさからカラーリーフとしても利用されます。庭、花壇、寄せ植えのアクセントカラーとして使うと効果的です。

水仙(スイセン)

  • 水仙(スイセン)は、早春に花を咲かせる春を告げる球根植物のひとつです。白と黄色以外にピンクや緑、オレンジなど、色とりどりの花が咲きます。水仙(スイセン)の園芸品種の数は数万品種もあり、とても種類が豊富です。品種によって一本の茎から一本の花が咲く種もあれば、日本水仙のような房咲き種もあります。最近では八重咲種など、新品種の水仙(スイセン)が毎年のように登場します。水仙(スイセン)は、主に冬咲きと春咲きの品種が多いですが、中には秋に咲く品種もあります。 水仙(スイセン)は、数年間は植えっぱなしで管理でき、環境が合えば球根が年々増えていくのでガーデニング初心者にはおすすめの球根の花です。球根をまとめて植え付けておくと、年々分球し、とても見事な空間となります。日本全国には、たくさんの水仙(スイセン)の群生スポットが存在します。

スピランサス・たまごぼーる

  • スピランサス・たまごぼーるは、初夏から秋に卵の形をした小さな可愛い花(花径2cmほど)を咲かせる非耐寒性一年草。花の中心が褐色で周りが黄色いタイプと、花全体が黄色いタイプがよく出回っています。その花の形から、たまごぼーるという名前が付けられました。葉は銅葉色や緑色があります。 日当たりの良い場所を好み暑さに強いため、夏の花壇や寄せ植えに使う花として人気です。葉が銅葉色のタイプはカラーリーフとしても重宝します。咲き終わった花をそのままにしておくと種ができます。枯れた花を摘み取ることで、次の花に栄養がまわって長期間咲き続けます。丈夫で育てやすいですが寒さに弱いため、日本では一年草扱いされることが多い植物です。

スワインソナ・ガレギフォリア

  • スワインソナ・ガレギフォリアは、オーストラリア原産の半耐寒性宿根草(低木)です。日本では「ホワイトスワン」や「ユイホワイト」という品種名で白い花が流通しています。本国では、ピンク、赤、紫などの色もあります。 こちらでは「ホワイトスワン」についてご紹介します。 スワインソナ・ガレギフォリア ’ホワイトスワン’は、春から初冬の長期間、スイートピーに似た白い花を咲かせます。本来は低木ですが、耐寒性が0℃程度のため、日本では宿根草のような扱いで育てると、関東以南の霜の降りない場所なら戸外で越冬することができます。つる性で1m近く生長します。葉の形も魅力があるので、トレリスなどに這わせると周辺が明るい雰囲気になります。

スカビオサ・ドラムスティック

  • スカビオサ・ドラムスティックは、5月~7月の初夏に開花する多年草。分類としては多年草ですが、高温多湿が苦手なので一年草として扱われることもあります。 スカビオサはとても品種が多い草花で、花の色や大きさが品種によって様々です。スカビオサ・ドラムスティックの花は、淡いラベンダー色の小輪で、遠くから見ると白に見えるような淡い色の楚々とした雰囲気の花です。花が終わった後にユニークな種をつけるのが特徴です。草丈が1m近くなるのでどちらかというと庭や花壇への地植え向きの草花です。可憐な花とユニークなフォルムの種が植栽のアクセントになります。 サッカーボールような見た目、ゴルフボールより少し小さいくらいのサイズの種ができます。この種の状態で切り花として流通していて、切り花では「ステルンクーゲル」という名前がついていることが多いです。 触感がカサカサしていて簡単にドライフラワーになり、生花としてもドライフラワーとしても、とても長持ちする花材です。どちらかというと苗より切り花としての流通量が多い花です。

ズッキーニ

  • 見た目はきゅうりのようですが、ズッキーニは「ペポかぼちゃ」の変種です。原産地は北アメリカ南部~中南米ではないかと考えられています。16世紀頃にヨーロッパに伝わり、19世紀後半にイタリアで改良されたものの中からズッキーニが誕生したと言われています。 ズッキーニは日本ではまだ歴史が浅く、普及し始めたのは1980年頃からですが、家庭菜園ではお洒落で人気の野菜のひとつです。花がついたままの未熟な果実も食用にするため、エディブルフラワーとしての一面もあります。 ズッキーニは緑色の品種の他、黄色の品種もあります。煮物(ラタトゥイユなど)、サラダ、漬物、オムレツの具、揚げ物など幅広く用いられます。 ズッキーニは、別名「つるなしカボチャ」といわれ、分枝が発達することはなく、親づるがどんどん生長します。整枝といって、ズッキーニの実の下の葉を処理したり、支柱などでぐらつく株元を支えながら管理していきます。

スープセロリ

  • スープセロリは、ヨーロッパが原産のセロリの原種と言われています。半耐寒性の二年草です。中国に伝えられた後、長い間「芹菜(キンツァイ、キンサイ)」と呼ばれ、改良されないで栽培されてきました。 生育が早く、丈夫で育てやすいので家庭菜園向きの野菜です。茎が細く、イタリアンパセリやパクチーの葉に似た葉が特徴です。一般のセロリは葉柄が肥厚しますが、スープセロリは細いままです。見かけはセロリよりも細く小さいのですが、セロリよりも香りが強いので料理の臭み消しにも使われます。 スープセロリは、日当たり、風通し、水はけ、水もちの良い肥沃な環境で栽培します。真夏は直射日光の当たる場所よりも、明るい半日陰で育てた方が葉がやわらかく育ちます。生長してきたら外側の茎から間引きして間引き菜も料理に使います。やわらかいので茎も葉も生のまま食べられます。スープの味を引き立たせるために浮き味にして使ったり、サラダに入れたり、茎と葉を肉と一緒に炒めたり万能に使えます。

スノーフレーク

  • スノーフレークは、学名の「Leucojum」はギリシア語で「白いスミレ」を意味しスミレのような芳香を放つ事に因みます。スノーフレークは、3月~5月頃、春本番ともいえる時期に花を咲かせます。スノーフレークの花は鈴蘭に似た丸い形、花びらの先はフリルのようなかわいらしさ。釣鐘状の花がスズラン、細長い葉がスイセンのようなので鈴蘭水仙とも言われています。白い花びらの縁に緑の水玉のような斑点が入り愛らしい春を告げる球根の花です。スノーフレークは可憐な花姿ですが、性質はとても強く、数年間は植えっぱなしでも問題なく開花します。スノーフレークは、ぱらぱらと植えるより、群植して植えると年々見事な風景となります。

スイートバジル

  • スイートバジルは普段「バジル」とか「バジリコ」と呼ばれているハーブで、イタリア料理には欠かせないハーブの一つです。またハーブの王様とも呼ばれ、名前の由来も「王らしい」という意味の「basilicum」に由来しています。爽やかな香りが食欲をそそり、生ではもちろんのこと、ジェノペーゼソースやパスタ、ピザの彩りに最適です。草丈は摘心せずに育てると1m近くに達し、艶やかな柔らかい葉が生い茂り、6月下旬ごろから9月にかけてシソ科らしい花穂をつけ可憐な白い花を咲かせます。スイートバジルは温暖な国では多年草ですが、日本では越冬できないために一年草として扱われます。

スイカ(西瓜)

  • スイカはつる性の植物で、葉は大きく切れ込みが入った形をしています。他のウリ科の野菜と同じように、1株に雌花と雄花が存在する雌雄異花(しゆういか)の植物です。スイカは高温と乾燥を好むため、多湿に弱い性質があります。家庭菜園でスイカを育てるときは、くれぐれも水の与えすぎには注意しましょう。 スイカの形は日本では球形が主流ですが、海外では楕円形が主に流通しています。 スイカは紀元前5000年にはすでに南アフリカで栽培されており、3000年前のエジプトでも栽培が行われていたといわれています。その後中国に伝わり、中国から日本へ渡来しました。 中国語では水分が多く、西域から伝わったため、「西瓜」と呼ばれるようになりました。日本でも漢字で西瓜と書きます。 南アフリカ中央のカラハリ砂漠から、サバンナ地帯で野生種が見つかっているため、アフリカが起源とされています。あんなにも水分を含むスイカの原産地が、砂漠というのはとても意外です。  

ストレプトカーパス・サクソルム

  • アフリカ原産のイワタバコ科植物、ストレプトカーパスの1種。ストレプトカーパスには有茎種、ロゼット種、単葉種などがありますが、有茎種で特に有名なのがこのストレプトカーパス・サクソルムです。 明るい室内であればよく花芽を上げ、同じイワタバコ科のセントポーリアと並んで室内で楽しめる鉢花として人気があります。 1輪の花の寿命自体は短いが、次々と花芽を上げてくるため長期間花を楽しむことが可能です。濃い青紫から淡い青まで系統によって花色には差があります。

スミレイワギリソウ(菫岩桐草)

  • スミレイワギリソウ(菫岩桐草)は中国雲南省~四川省の高地原産の多年性山野草で、全体的にセントポーリアに似ています。和名にイワギリソウとついていますが、イワギリソウに比べスミレイワギリソウ(菫岩桐草)の方が育てやすいと言われています。 スミレイワギリソウ(菫岩桐草)は開花期になると次々と花を咲かせるため、非常に見ごたえのある山野草です。また、ロゼット型の葉もとても美しいです。

ストック

  • ストックは草丈が20~80cmほどで、優しい香りのする春の花です。開花期が長く、香りも同じように長く続きます。本来は多年草ですが日本では夏の暑さに弱いため、一年草として扱われています。比較的手間がかからず、ガーデニング初心者にも育てやすい一年草です。 ストックの花は、一重咲きから八重咲きまであります。さらに、枝分かれせずに咲くタイプと、スプレー咲きと言われる枝分かれした咲き方のものまで、バリエーションが豊富です。花色も豊富で、すっとした直線的な花茎に穂状にたくさんの花が咲くので豪華な雰囲気です。ストックの花は、春の代表的な切り花としても流通しています。

スナップエンドウ

  • スナップエンドウは、サヤエンドウのようなシャキシャキとした莢(さや)の食感と、グリンピースのように豆自体を食べることができる、両方の良さをあわせもったような野菜です。 スナップエンドウと同じ仲間のえんどう豆の野生種は、いまだ見つかっていないようですが、えんどう豆は歴史が古く、紀元前7000年頃から南西アジアで栽培されていました。 スナップエンドウはエジプトの有名なツタンカーメンの墓から出土するなど古代ローマやギリシャで栽培されるほど、歴史的にも大変古く重要な作物だったようです。後にインドから中国へ伝わり、日本へ入ったのは8~10世紀頃と言われていますが、日本でえんどう豆が食べられるようになったのは江戸時代。えんどう豆は早い時代からヨーロッパ系とアジア系に分かれて発展していきましたが、大豆があったためにアジアではあまり広がらなかったようです。 スナップエンドウは、アメリカで育種されました。1970年代以降に日本に導入された比較的新しい野菜ですが、今では全国的に栽培が広がっています。

スノードロップ

  • スノードロップは「マツユキソウ(待雪草)」とその仲間を総称して「スノードロップ」と呼びます。秋頃から地中で根を伸ばし、まだ寒い時期に芽を出し、花が少ない早春に花をつけることから、人々に春の始まりを告げる存在として親しまれてきました。雪の残る中でも花茎をすっと伸ばし、一輪ずつ花を咲かせます。下向きの白い花は、まさに雪がしずくとなったようです。つややかな光沢のある葉もまた美しいものです。 日本では「ジャイアント・スノードロップ」や「フロレ・プレノ」など数種が中心ですが、イギリスでは品種改良がとても盛んで数百種に達するともいわれています。 スノードロップは、一度植え付けてしまえば、特別な手入れをする必要がないので、育てやすい草花です。

ティランジア・ストリクタ・マゼンタ

  • ストリクタ・マゼンタはティランジア・ストリクタの園芸品種で、赤く染まる花苞から濃い青紫色の花を咲かせます。通常のストリクタと同様に育てやすく、よく開花するためティランジア(エアプランツ)初心者の人にもおすすめです。 ストリクタ・マゼンタは開花後に子株を出し、上手く育てることができれば毎年開花するようになります。
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