LOVEGREEN 植物と暮らしを豊かに。

「こ」からはじまる植物1-20件 / 全44件

小玉スイカ(コダマスイカ)

  • 小玉スイカはつる性の植物で、葉は大きく切れ込みが入った形をしています。他のウリ科の野菜と同じように、1株に雌花と雄花が存在する雌雄異花(しゆういか)の植物です。 小玉スイカは、核家族化も進み、家庭用冷蔵庫で冷やしやすいということから品種改良されたスイカです。それ以外にも小玉スイカは大玉スイカに比べて甘さも均一で、皮も薄く生ゴミも削減できるため、現代の生活スタイルに受け入れられていきました。 じつは小玉スイカの名前の由来は、「小さいスイカ」という意味だけでなく、東海道新幹線「こだま」が開通した同じ頃に品種改良されたため「こだまスイカ」と名付けたようです。

ゴンフレナ ラブラブラブ

  • ゴンフレナ ラブラブラブは高性の千日紅の新品種です。連続開花性に優れ、春から晩秋まで長く開花します。一般的な千日紅より分枝性が改良されているため、根元からたくさんの茎が出て多くの花が開花します。春から秋の寄せ植えや花壇におすすめの草花です。 一般的な千日紅と同じく、鮮やかな花色を長期間保てるのでドライフラワーにも向きます。栽培は水はけと日当たりが良ければよく育ち手間がかかりません。

ゴヨウツツジ

  • ゴヨウツツジは、落葉性のツツジです。本州の岩手県以南の主に太平洋側や四国に自生している他、公園樹としても植栽されています。生長すると5m以上になります。 ゴヨウツツジはツツジの仲間ですが、一般的なツツジの葉と違い、5枚の葉が車輪状に生えていることから、五葉(ゴヨウ)ツツジと呼ばれています。 ゴヨウツツジの老木の木肌は、樹皮が松のように剝がれるため、松肌とも呼ばれています。 ゴヨウツツジの花の開花時期は、4月下旬~6月です。葉の下から、純白の花がうつむきがちに開花します。生長は比較的遅い樹木ですが、長年経過すると人の身長より背丈が高くなるため、見上げた木の下から見える明るい緑色の葉と純白の花、青空のカラーハーモニーがとても美しく、見ごたえがあります。 春から初夏の花の時期が美しいゴヨウツツジですが、秋の紅葉もとても美しく、季節の移り変わりを楽しめるシンボルツリーとしても人気です。

ゴーヤ

  • ゴーヤの正式和名は「ツルレイシ」といいますが、沖縄本島では「ゴーヤー」、宮古島では「ゴーラー」、八重山地方(石垣島や西表島など)では「ゴーヤ」、九州では「レイシ」「ニガゴリ、ニガゴイ」などと呼ばれており、本州などでは「ニガウリ」とも呼ばれています。 テレビ番組をきっかけに全国的に普及し、ゴーヤという名前で親しまれるようになりました。独特な苦味のあるゴーヤは、暑い地域の夏バテ解消のメニューとしても全国的に有名です。 ゴーヤのグリーンカーテン 家庭菜園としてゴーヤを育てる以外にも、つる性植物の特性を利用して夏の緑のカーテンとしても人気のゴーヤです。 ネットに絡ませてカーテンやシェード風に仕立てるゴーヤのグリーンカーテンは、緑の森の中にいるような気分を味わえるだけでなく、室温を下げる効果もあり、暑い夏を乗り切るための人気のガーデニングアイテムになります。

コブシ(辛夷)

  • コブシは、モクレン科モクレン属で春に咲く花の美しい庭木のひとつで、公園や街路樹として日本全国に植栽されています。 春に白やピンクの花を咲かせ、花には香りがあります。桜と同様、葉よりも先に花が咲きますが、開花時に1枚だけ花の下に葉を付けるのが特徴です。

ゴボウ(牛蒡)

  • ゴボウ(牛蒡)は、細く長く伸びた根を食用とします。 冬の低温期では、ゴボウ(牛蒡)の地上部は枯れますが、根の部分は耐寒性がとても強いので、冬の厳しい寒さを乗り越えることができます。貯蔵性に優れていて、病害虫にも強く、育てやすい植物です。 ゴボウ(牛蒡)は夏に大きく生長した茎の先に、アザミに似た紫色の花を咲かせますが、日本では花が咲く前に収穫期を迎えるので、ゴボウ(牛蒡)の花にあまりなじみはないかもしれません。 花が咲いた後の、ゴボウ(牛蒡)の実にはとげが付いていて、先が釣り針のようになっています。そのため、衣服につくと引っかかる構造になっています。スイスの発明家が、このゴボウ(牛蒡)の形状をヒントにマジックテープを発明したことでも知られています。 ゴボウ(牛蒡)は、ヨーロッパや中国では薬用として用いられていましたが、実際に食用とするのは日本だけでした。 太平洋戦争中に、日本兵が外国人捕虜にゴボウ(牛蒡)を与えたところ、外国人捕虜はゴボウ(牛蒡)を「木の根」だと思い、虐待の一部だとして、戦後の裁判において、日本兵に木の根を食べることを強要し虐待されたとして、日本人将兵が戦犯として死刑及び、終身刑に裁かれたという話は有名です。

コールラビ

  • コールラビはアブラナ科アブラナ属の種類で、キャベツ、ブロッコリー、ケールなどと同じヤセイカンランの変種の仲間です。 「コール」はドイツ語で「キャベツ」、「ラビ」は「カブ」という意味です。和名はカブカンラン(蕪甘藍)といいますが、「カンラン」とはキャベツを意味します。日本には、明治時代に渡来しましたがあまり普及しなかったようです。 丸くコロンとした形が可愛らしく、ヨーロッパのキッチンガーデンでとても人気のある野菜で、茎が肥大化した部分を食します。 コールラビを生で食べると、ブロッコリーやキャベツの芯よりも甘く、瑞々しいリンゴのような爽やかな甘みを感じます。火を通してもカブのような食感と甘味があります。カブと同様に、様々な料理に活用できます。 コールラビの種類は、淡緑色と紫紅色がありますが、どちらも皮をむくと中身は淡いクリーム色で、さほど味に違いはありません。 コールラビは、ビタミンCが豊富に含まれており、キャベツと同じような栄養を持ち合わせています。加熱しても栄養が壊れたり、流失しにくい性質を持っています。

コバルトセージ

  • コバルトセージは、コバルトブルーの美しい花を夏の終わりから秋にかけて咲かせる宿根草のサルビアです。冬は地上部分が無くなりますが、春に芽吹き、大きく育てると1m以上になります。 株は大きくなりますが、花のひとつひとつは小さく、葉も細葉なので繊細な雰囲気もあります。性質が強いため、環境に合えば植えっぱなしで毎年開花する丈夫な宿根草です。

こんにゃく(蒟蒻)

  • 昔から東南アジアで食用とされていたこんにゃくは、サトイモ科の多年草の植物です。 こんにゃくいもの赤ちゃんのような大きさの生子(きご)と呼ばれる種イモの植え付けから、こんにゃくいもを収穫するまでに3年という月日を要する植物です。春にこの生子(きご)を植え付け、球茎が凍らないように秋に収穫し、春まで貯蔵します。2年目の春に貯蔵しておいた球茎を植え付け、また掘り上げて貯蔵します。いよいよ3年目。また、春に植えつけ、ようやく秋にこんにゃくいもを収穫することができます。 こんにゃくの花は濃紫色で縦長の大きな花です。生子を植え付けてから4~5年植え続けることでやっと花を咲かせます。 花の香りは独特で、臭いにおいがするようです。こんにゃくの花が咲いたら、栽培終了の合図で分球します。

コキア

  • コキアは別名ホウキギ・ホウキソウ・箒草・箒木などと呼ばれる雌雄同株の一年草で、ふんわりとした草姿がユニークでかわいらしい非常によく増える植物です。コキアの花は8月頃に小さな花が咲きますが目立ちません。花びらはなく雄蕊5本めしべ1本があり、めしべの中に種ができます。 コキアは最初は緑色の樹形ですが、秋になると紅葉しとても鮮やかで美しい赤に変化します。茨城県の国営ひたち海浜公園では、広大な敷地にコキアを植え付け、夏から秋の観光名所となっています。1株でもかわいらしく、美しいコキアですが、広い敷地に群生させたコキアは圧巻の光景です。 コキアの種は山のキャビアと呼ばれる「とんぶり」で、茹でて食べることができます。コキアの枯れた枝を箒の材料に使うこともできます。コキアは猛暑にも耐えるので、花が少ない時期に重宝されます。

コリウス

  • 初夏から秋のカラーリーフプランツの代表と言えば、コリウス。品種が豊富で様々な色合いがあります。本来は多年草ですが、寒さには弱いので日本では一年草として扱われています。 コリウスの生長期は、4月~6月と9月~10月。鮮やかな色彩の葉を楽しむコリウスは、花に負けない華やかな株姿で初夏から秋にかけて花壇に欠かせない存在です。 栄養系コリウス コリウスは、葉形や葉色、葉の大きさ、色合いなど様々な品種があり、園芸品種は100を超えています。一般にはコリウス・ブルメイを中心に作出された園芸品種で種子繁殖の実生系が多いですが、栄養繁殖系も近年流通しています。栄養繁殖系の方が花が咲きにくい性質があるので株が大きくなりやすいのが特徴です。 コリウスは、暑さに強く観賞期間が長いこと、群植すると特に見栄えがするので公共花壇などによく利用されます。

小松菜(コマツナ)

  • 小松菜(コマツナ)はアブラナ科ではあるものの、結球するキャベツと違いチンゲンサイやタアサイなどの非結球葉菜の野菜です。アブラナ科の特徴の一つである黄色い花「菜の花」を咲かせます。 小松菜(コマツナ)は1年の3/4ほど種をまける期間があり、非常に育てやすい野菜のため、家庭菜園でも定番です。夏の暑さにも強いですが、生育適温が20℃位なので、秋に種をまいて育てたほうが、大株に育ちます。 種をまいてから、収穫まで50日ほどで収穫できますが、小松菜(コマツナ)は株ごと収穫するだけでなく、外葉からも順次収穫できるので、長い間収穫を楽しめる野菜です。 小松菜(コマツナ)の名前の由来は、現在の東京都江戸川区小松川付近で栽培され始めたとされることから、地名である「小松菜」の名前がつけられたといわれています。

コーヒーの木

  • コーヒーの木は定番の観葉植物で、コーヒーカップを模した鉢などに植えられて販売されていることがあります。つやのある葉が美しく、樹形もさほど乱れないためインテリア性が高いです。また、観葉植物として販売されているコーヒーの木と飲料のコーヒーの原料となるコーヒーの木は同じもので、一般的に観葉植物として流通しているのはアラビカ種(C. arabica)だと言われています。 コーヒーの木は開花後に葉の根本に実を群生させます。この実は完熟すると真っ赤になりサクランボに見えることからコーヒーチェリーと呼ばれます。この赤い実から果肉などを取り除き、種子のみにしたものがコーヒー豆となります。味はともかく、自宅でコーヒー豆の製造を実験してみるのも面白いでしょう。 また、コーヒーの木は幼木のときは耐陰性がありますが、生長するにしたがって耐陰性が徐々に弱まってくると言われています。

コトネアスター

  • コトネアスターはヨーロッパからアジアまで広範囲に分布する、バラ科の落葉または常緑の低木です。地面を這うように横に大きく枝を広げる姿が美しく、グランドカバーとしても人気があります。斜面や高さがある場所に植えると、大きく枝垂れるように枝が広がっていく様が見事です。 コトネアスターは秋から冬に直径1㎝に満たない小さく真赤な果実を実らせます。コトネアスターの果実は食用にはできませんが、冬の色の少ない景色の中に鮮やかな彩りを与えてくれます。 コトネアスターは冬の赤い果実ばかりが注目されがちですが、花も見事です。コトネアスターの花は初夏、5~6月頃に開花します。真白で小さなユキヤナギのような可愛らしい花です。

ゴムの木

  • ゴムの木とはクワ科フィカス属に分類される植物の総称ですが、一般的にはインドゴムノキの園芸品種であるデコラゴムノキのことを指す場合が多いです。また、ゴムの木は名前にもある通り白い樹液が天然ゴムの原料となります。ラテックスアレルギーの方などはゴムの木の樹液に触れるとアレルギー反応を起こす場合がありますので、剪定などをする場合はゴム手袋などをして注意してください。 ゴムの木は熱帯地域の広範囲に分布しており、フィカスウンベラータなど観葉植物の定番となっているものや、葉がクルクルと丸まっているフィカス・ベンジャミン・バロックなどの変わった品種に、葉に斑が入りその模様がハートに見えるフィカス・スウィートハートなど、観葉植物として多くの種類・品種が流通しています。 また、食用に栽培されているイチジク(Ficus carica)もゴムの木の仲間で、フィカス属に分類されています。普段食べているイチジクは実は実ではなく花の部分で、園芸種のウンベラータやゴムの木もイチジクに似た花を咲かせます。

コバノタツナミソウ

  • コバノタツナミソウは本州南部~九州にかけて分布しているタツナミソウの変種です。タツナミソウよりも一回り以上小さく、葉に毛が生えてビロード質になっています。海岸部などの路肩に生える”雑草”ではありますが、可愛らしい花と葉をしているため山野草として流通しています。

コスモス(秋桜)

  • コスモス(秋桜)は茎が繊細で風に揺れるように咲く草花です。秋空の中でそよそよと風に揺れながら咲くコスモス(秋桜)は、群生させると見事な光景になります。 秋の花として有名なコスモス(秋桜)ですが、開花時期は6月からのものもあり夏にも花を咲かせます。コスモス(秋桜)はある一定の環境さえ整えば簡単に自生するため、日本全国で夏ごろから花が咲き始めます。 コスモス(秋桜)の花はピンクをはじめ、赤、白、黄色など色合いが豊富です。最近では複色のコスモス(秋桜)も登場しています。咲き方も八重咲、花弁が筒状になったストロー咲きなど多様です。

皇帝ダリア

  • 皇帝ダリアはキク科の多年草で、地下茎は球根のような塊になります。メキシコ原産の皇帝ダリアは原生地では林縁や切通しのような場所に自生します。 ダリア属の中でも茎が木質化するツリーダリアは3種類ありますが、中でも皇帝ダリアは特に茎が太く草丈が高くなります。茎の頂上に15~20cmほどの大きさで青味がかったピンクか薄い紫色の花をつけ、よく生長すると5~6mに達し風にそよぐ雄大な姿を楽しむことができます。また摘芯をして草丈を調整し低くことも仕立てることも可能です。 皇帝ダリアは短日植物で日照時間が短くなるのを感じて花芽をつけます。花期は11月下旬から12月頃で花壇に他の花が終る頃、庭園に彩りを加えてくれます。

コルジリネ(コルディリネ)

  • コルジリネ(コルディリネ)は葉模様が美しい観葉植物で、園芸品種が多く作り出されています。ドラセナ属と見た目が似ているため、園芸的にはコルジリネ(コルディリネ)もドラセナとして流通する場合がありますが、別種になります。見分ける違いは根で、コルジリネ(コルディリネ)は匍匐性の根茎が形成されますが、ドラセナは形成されません。 また、フラダンスで着用されるスカートの原材料としてティーリーフがありますが、こちらはコルジリネ(コルディリネ)の葉のことを指す場合が多いようです。 分類体系によりキジカクシ科に属するかリュウゼツラン科・リュウケツジュ科に属するかが変わってきますが、この植物図鑑ではAPG体系を基にキジカクシ科にしています。

幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)

  • 幸福の木はドラセナ・フラグランスの枝変わりによって生まれたマッサンゲアナという種類の観葉植物で、祝い事の贈答品として胡蝶蘭と共に親しまれています。また、幸福の木は愛知県渥美半島にあるナーセリーが日本で初めて輸入し、国内に流通させたと言われており強健な性質も相まって現在も人気の高い観葉植物です。 コルジリネ(コルディリネ)と見た目が似ていますが、幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)はコルジリネ(コルディリネ)と違って根茎を形成しません。 一般的に流通している幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)は生長点が切られて、防腐用に黒や茶色の薬品が塗られています。横から出ているのが脇芽でになります。
123

人気の植物ランキング