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「け」からはじまる植物1-18件 / 全18件

ゲラニウム(フウロソウ)

  • ゲラニウムは、春から初夏にかけて開花する耐寒性宿根草。風にそよぐように咲く姿は可憐で風情がある草花です。 ゲラニウムの種類はとても豊富で、品種により草丈、花色、花の大きさなどが違います。花の色は、ピンク系濃淡、白、紫系濃淡の他、黒花や複色など、さまざまな品種があります。 花が美しいゲラニウムは、葉のフォルムも品種によってさまざまです。切れ込みのあるもの、小さな葉、大きな葉など、とても魅力的な葉をした種類が多く、花の時期以外もリーフプランツのような使い方ができます。冬は種類や地域によって落葉するものと、多少葉を残すものがあります。 ゲラニウムの開花期間は主に初夏ですが、初夏から秋まで長期間開花する新品種のゲラニウムも登場しています。 高温多湿に弱いため、どちらかというと寒冷地に植栽した方がよく育ちますが、品種を選べば暖地でも育てることができます。適した場所に植栽すると、株が広がるように生長し、たくさんの花が開花します。宿根草なので、植え付けてから3~4年目以降の大株になると花の最盛期はとても見事です。

ケラトテカ・トリロバ

  • ケラトテカ・トリロバは、夏から秋にかけてジギタリスを小ぶりにしたような花が開花する一年草です。その見た目からワイルドフォックスグローブ(野生のジギタリス)とも呼ばれます。実際はジギタリスの仲間ではなくゴマ科で、ゴマの花にも似ていて葉をこするとゴマの香りがします。 ケラトテカ・トリロバは、暑くても花が休むことなく開花するため、夏の庭や花壇の素材としておすすめです。花色は白やピンクがあります。

原種チューリップ

  • 原種チューリップとは、一般的に知られているチューリップとは違い、野生種やそれに近いもののことを言います。「ミニチューリップ」、「ワイルドチューリップ」と呼ばれることもあります。最近は種類もとても増えて、園芸種の原種系チューリップだけでも100以上の種類があります。 一般的なチューリップとの大きな違いは、地植えにすると2~3年は植えっぱなしでも花が開花するのが特徴です。背丈が全体的に小ぶりのものが多いですが、原種系チューリップの中でも、草丈が短い地際で咲くタイプ、スレンダーな背丈のあるタイプなど、品種によって見た目は違います。

ゲラニウム・スプリッシュスプラッシュ

  • ゲラニウム・スプリッシュスプラッシュは、ゲラニウムの1種の耐寒性宿根草です。 ゲラニウム・スプリッシュスプラッシュの花は、春から初夏にかけて開花します。白に淡い紫色の絞り模様の花はとても美しく、花壇に植栽すると目を引く存在です。絞り模様の白と淡い紫色は一定ではなく、咲く花ごとに違う色合いをしているのも魅力のひとつです。 夏の暑さには弱いゲラニウムの中では比較的暑さに強く、東京のような猛暑の地域でも育てることが可能です。 とても丈夫な性質で、一度根付いてしまえば特別な管理をしなくても毎年開花します。初夏になると花茎が立ち上がり、茎先に複数の花をつけて開花します。植え付けて数年すると大株に育ち、とてもたくさんの花を咲かせます。深い切れ込みのある葉も美しいゲラニウムです。

ゲウム・リバレ

  • ゲウム・リバレは、ゲウムの中でも矮性の品種です。一般的なゲウムの花の形とは違い、うつむくように咲く花の形から風鈴ダイコンソウの別名もあります。 ゲウム・リバレの花びらはアプリコット色、ガクが赤みをおびたチョコレート色をしていて、花の咲き方から花びらよりガクの方が目立ちます。 小さくて素朴な花は、和風、洋風の庭のどちらにもなじみ、目立つ花ではありませんが雰囲気のある宿根草です。

ゲラニウム・ファエウム(黒花フウロ)

  • ゲラニウム・ファエウムはゲラニウムの1種で、別名黒花フウロとも呼ばれる耐寒性宿根草です。 春から初夏にかけて、黒に近い紫色の花を咲かせます。最近はゲラニウム・ファエウムの系統でも色の種類がいくつか登場しています。 ゲラニウムの中では丈のあるタイプなので、花壇に植えると見栄えがします。花のサイズは、ゲラニウムの中では小輪に属します。 とても丈夫な性質で、一度根付いてしまえば特別な管理をしなくても毎年開花します。植え付けて数年すると大株に育ち、とてもたくさんの花を咲かせます。環境に合うとこぼれ種でも増えていきます。 少しうつむきがちに咲く小さな花が、風にそよぐように咲く姿は可憐で風情があります。シックな色が、庭のカラーハーモニーのアクセントにもなります。

ゲウム・マイタイ

  • ゲウム・マイタイは、ゲウムの中でも矮性の半八重咲き品種です。 咲き進むにしたがって、アプリコット~ピンク色に変化する花の色合いが美しく、多種類の草花の中に植栽してもとても調和します。ゲウム・マイタイは、花上がりもとても良い品種で、大株になるとワンシーズンでたくさんの花を楽しむことができます。

ゲオゲナンツス・ペーピヒー

  • ゲオゲナンツス・ペーピヒーは南米に自生するツユクサの1種です。 丸い葉の表面にはストライプの模様と皺(しわ)が入り、葉裏は紫色に染まるという特徴的な姿をしています。 観賞価値が非常に高い植物ですが、残念ながら国内での流通が少なく、手に入る機会はそう多くありません。 ちなみにペーピヒーというこのちょっと読みにくい種小名は、ドイツの学者・探検家であったEduard Friedrich Poeppig(エドゥアルト・フリードリヒ・ペーピッヒ)に由来するものです。

ケール

  • ケールの和名は、羽衣甘藍(はごろもかんらん)といいます。甘藍(かんらん)とはキャベツの別名です。つまり、ケールはキャベツの原型ともいわれ、結球しないキャベツの一種です。 原産地は南ヨーロッパの地中海沿岸です。 ケールは、「ヤセイカンラン」といってキャベツやブロッコリーなどの原種に当たる地中海沿岸に自生する植物と、とても良く似た形をしています。そのため、私たちの食生活に馴染みのあるキャベツよりもケールは歴史のある野菜です。 黒キャベツと同じように、上に向かって生長し、大きく育った葉を順にかき取るように収穫していきますので、一発採りのキャベツの収穫と違い、長い間収穫できます。 葉の形も様々で、キャベツのように丸い葉で、縮れのない葉もあれば、パセリのように葉が縮れて、カール状のケールもあります。また、黒キャベツもケールの仲間としてひとくくりにされることもあります。 日本でケールといえば、青汁や野菜のスムージーの材料として有名ですが、海外ではキャベツのように、サラダや煮込み料理、炒め物、パスタの材料に使われます。

月下美人(ゲッカビジン)

  • 月下美人(ゲッカビジン)はサボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物です。原産地は中南米で高温多湿を好み強い香りのある花を7~11月に咲かせます。花は夜から咲き始め朝には萎んでしまう一日花です。月下美人(ゲッカビジン)の花は1年に1度しか花が咲かないともよく言われますが、上手に育てられれば1年で何度も咲くことがあります。月下美人の栽培はやや難しく大株にならないと花が咲きません。

ケイトウ(鶏頭)

  • ケイトウ(鶏頭)はニワトリのトサカに似た赤い花をつけるところからケイトウ(鶏頭)と呼ばれるようになった一年草です。原産地では多年草ですが、日本の気候では花後に枯れてしまうので一年草として扱います。 クルメゲイトウ(久留米鶏頭)のうねうねとした形状の花はケイトウ(鶏頭)ならではです。本来は一か所しかない花の成長点が帯状にひろがったことで生まれた形です。これは「石化(せっか)」と呼ばれる突然変異になります。ケイトウ(鶏頭)はこの石化が珍重され、遺伝的に固定されるようになりました。現代も石化を強調した品種改良が盛んに行われており、20cm以上にもなる細かいひだの入った大輪のケイトウ(鶏頭)などが生み出されています。 他にも筆を逆さにしたような形状の花穂を持つケイトウ(鶏頭)や、ピンク色の花穂がキャンドルのように咲くノゲイトウ(野鶏頭)などの種類があります。

月桂樹(ゲッケイジュ・ローリエ)

  • 月桂樹(ゲッケイジュ・ローリエ)は株元から枝分かれして株立ち状になり、10mを超えることもある常緑の高木です。葉は厚くて硬くつやがなく、花後に新枝がぐんと伸びます。雌雄異株ですが日本で見かけるのは雄株が多いようです。春にポンポンのような薄黄色の花を咲かせ、秋には紫色の8~10ミリくらいの実をつけます。葉は独特の芳香があるので、ローリエやローレルの名で料理の香味料として特に煮込み料理などに使用されます。月桂樹(ゲッケイジュ・ローリエ)は排水性がよい肥沃な暖地でよく育ちます。耐陰性もあり刈り込みにも耐えるので庭園や公園などにも広く植えられています。

ひなげし(雛芥子)

  • ひなげし(雛芥子)は5月中旬~下旬見ごろに見頃を迎えるポピーです。和名ではひなげし、英名ではシャーレーポピー、フランス名ではコクリコと呼ばれる一年草のポピーです。ひなげしは薄紙のような繊細な花びらで茎が細く、か弱そうですが性質は丈夫。一重咲きのほか、八重咲きもあり、色合いもとても豊富な草花です。一面に咲き誇るひなげしの花畑を楽しめる公園が、日本全国に何か所もあります。ひなげしの種類は、利尻ヒナゲシという北海道利尻島で自生する丈が低く淡いクリームイエローの花の山野草がありますが、園芸種として種や苗で流通しているのは、シャーレーポピーです。

ティランジア・ゲミニフローラ × ティランジア・スプレンゲリアナ

  • ブラジルのリオデジャネイロ州カボフリオで採取されたゲミニフローラとスプレンゲリアナの自然交配種です。 ゲミニフローラもスプレンゲリアナも同じ場所に自生しているため、このようなことが発生したと推測されます。 性質的には丁度両品種の中間に位置し、ゲミニフローラほど乾燥に弱くはありませんが、水を好みます。 花が美しい両品種の形質を引き継いでおり、美花種になります。 流通量は少ないですが、極端に増えにくいということではないようです。これからの流通が非常に楽しみな品種になります。

ティランジア・ゲミニフローラ

  • ゲミニフローラとは双子の花という意味で、その名の通り一つの花苞に赤花を二輪咲かせます。非常に美しい美種ですが、最近流通量が減ってきているのが玉に瑕です。 自生地では湿度の高い森林の中で樹皮に着生しています。 葉が薄いため乾燥に弱く、水を多く求めます。そのため素焼き鉢に水苔を使って植え込むと調子がいいです。

ティランジア・ゲミニフローラ・ブラウンスポッテッド

  • ゲミニフローラとは双子の花という意味で、その名の通り一つの花苞に赤花を二輪咲かせます。 通常のゲミニフローラは綺麗な緑色の薄い葉が美しい美種ですが、このブラウンスポッテッドは葉にトリコームが生え、茶色の斑点が出ています。 数年前、ゲミニフローラと言えばこのブラウンスポッテッドでしたが、現在ゲミニフローラと言えば緑葉の通常種になります。 ゲミニフローラ自体の流通量も減っていますが、ブラウンスポッテッドは特に少ないです。 性質的には通常種と変わりなく、水を好むため素焼き鉢にミズゴケで植え込むなどして高湿度を保つようにします。

ゲットウ(月桃)

  • ゲットウの特徴は、葉が生姜の葉と同じような形しているところです。ゲットウの葉は楕円形をしていて、葉の幅は10cm~15cm位、葉の長さは50cm~60㎝位あります。葉は光沢がある深緑色をしています。ゲットウのつぼみは白いですが、花は黄色できれいです。花の先端が少し桃色をしていて、花の形は提灯に似ていています。果実は丸い卵型をしています。秋になると赤茶色の実がなります。丈は伸びると3m位になります。 また、ゲットウは、葉に殺菌効果や防虫効果があるので、防虫剤や防腐剤、化粧品などに活用されています。沖縄などでは昔からゲットウの葉を食材を包む材料としても活用しています。

ケラリア・ピグマエア

  • ケラリア・ピグマエアは、スベリヒユ科ケラリア属の塊根植物です。茶色くひび割れた塊根の上部から、豆やゼリービーンズのようなぷっくりとした、淡い緑色の葉が芽吹くのが特徴です。成長は遅く、大きくなっても数十センチほどにしかならない小型種です。塊根植物ならではの味のある雰囲気と、多肉植物そのものといった可愛らしい葉の二つの魅力を併せ持つ人気の品種です。涼しい時期に成長する種のため、生育の止まる夏は断水し、秋から春にかけて水やりをします。

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