LOVEGREEN 植物と暮らしを豊かに。

「も」からはじまる植物1-12件 / 全12件

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)

  • モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は、一般的な一年草の朝顔と違い、常緑多年草のつる性植物です。モミジバアサガオもしくは宿根アサガオと言う名で流通していることが多いですが、一年草の朝顔と違って朝から夕方くらいまで開花し、モミジバヒルガオ、モミジヒルガオという名で呼ばれることもあります。 宿根性の性質を持つ宿根アサガオには琉球朝顔がありますが、琉球朝顔は葉の形がハート形ですが、モミジバアサガオは葉に切れ込みのあるモミジのような形をしています。 いずれの品種も生長力がたくましく、地植えにすると10m以上伸びます。繁殖力が旺盛なので植える場所には注意しましょう。つる性なので、フェンスやトレリス、誘因ネットなどに誘因すると、たくましくどんどん立ちのぼっていくため、夏のグリーンカーテンの素材としても人気があります。 一年草の朝顔との違いは花の時期です。モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は晩秋まで花が開花し、最も花数が多いのは秋の10月頃です。朝顔は昼過ぎにはしぼんでいきますが、モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は夕方まで花が開いています。

モナルダ

  • モナルダは、夏の開花期間の長い宿根草のハーブです。和名が「タイマツバナ」と言われるのは、もともとの種が赤い花でタイマツのような形に見えることからきています。最近は、品種改良が進み、赤の他、白、ピンク、パープル(紫)など、たくさんの品種があります。 暑さ、寒さに強く、花丈も高い宿根草なので、夏の花壇の後方に植栽すると見栄えがします。性質が強く、植えっぱなしでどんどん大株になります。 モナルダは、ミカン科の柑橘のベルガモットと香りが似ていることから、ベルガモットとも呼ばれます。アロマオイルのベルガモットは柑橘のベルガモットで、モナルダとは別になります。 花は切り花としても出回っていて、生花の他、ドライフラワーにすることもできます。

モクビャッコウ

  • モクビャッコウは、シルバーリーフが美しい半耐寒性常緑低木です。日当たりの良い乾燥気味の場所でよく育ち、日当たりが悪いと葉色が悪くなります。日本では鹿児島県の海岸沿いの岩場などに自生していますが、近年自生種は激減しています。 モクビャッコウの葉はヘラ状で深い3~5裂の切れ込みがあり、独特な香りがあります。葉に細かい毛が密生しているため全体的に銀白色に見えます。冬に花弁を持たない小さな黄色い花を咲かせます。 モクビャッコウは低木ですがそれほど大きくならず自然にこんもりと茂って育ち、多年草のように扱えます。ある程度株が育つと下の方の枝が木質化してきます。モクビャッコウは花壇や寄せ植えのアクセントとして人気があります。 モクビャッコウは病害虫の心配もなく丈夫で育てやすい植物ですが、寒さにあまり強くない性質があります。冬越しを上手く行うと周年美しい葉色が楽しめます。

モンステラ

  • 大人気の観葉植物モンステラ。こんな風に生えている自生地へ行ってみたいと思うほど、迫力があります。モンステラは熱帯アメリカに分布するつる性(または半つる性)の植物で、20~40種類あると言われています。葉は生長するにつれ、縁から切れ込みが入ったり穴があき、独特な面白い姿になります。 モンステラは水が好きな植物ですが、大きな株になれば乾燥にも比較的強くなる強健な観葉植物です。モンステラは葉の縁に水孔(すいこう)と呼ばれる排水器官があり、朝方モンステラを見てみると葉の縁に水滴が付いていることがあると思います。全ての植物に水孔がついている訳ではないので、初めはビックリしてしまうかもしれませんが、モンステラの状態が悪くなっている訳では無くむしろ健康な証拠なので気にしなくて大丈夫です。

モッコウバラ

  • モッコウバラは中国原産の常緑低木、一季咲きのつるバラです。モッコウバラは非常に強健で、病害虫の被害の少ない育てやすいバラです。 モッコウバラの開花期は4~5月です。花色は白かカスタードクリームのような淡い黄色で、咲き方には一重と八重咲きがあります。直径2~3cm程度の小ぶりな花を、枝の先に5~10輪くらい房のようにたわわに咲かせます。春に枝先が花の重みで弓なりにたわんで開花している姿は美しく、道行く人の目を捉えます。 モッコウバラは強健であると同時に生育も旺盛で、10mくらいにまで生長します。花が終わったら早めに剪定を行い樹形を整えることと、適宜誘引を行い枝が暴れないように管理する必要があります。

モロヘイヤ

  • モロヘイヤは、アジア~アフリカ北部の熱帯で広く栽培されている野菜で、日本には1980年代から栽培されるようになりました。 高温や乾燥に強い夏野菜で、砂漠地帯でも生育する貴重な野菜です。 空芯菜(クウシンサイ)とともに葉物野菜の作りづらい夏の時期に栽培できる貴重な野菜です。病害虫にも比較的に強く、自生力の強い丈夫な植物です。 モロヘイヤという名前の由来には、アラビア語で「王家のもの」という意味があります。それは古代エジプトの王様が病気になった際、モロヘイヤのスープを飲むと回復したことが由来だそうです。エジプトで王家といえばクレオパトラ。彼女もこのモロヘイヤのスープを飲んでいたのかもしれません。

もも(桃)

  • もも(桃)は、バラ科サクラ属の落葉中高木で、樹高は2~4mに達し花が美しく、果実は、ほのかな紅色をし甘くみずみずしさがあります。植え付けから数年で成木になり大きな実を収穫できますが、病害虫が多く栽培には摘果や袋かけ、薬剤散布の手間と技術が必要です。極早生種から晩生種までさまざまですが初心者は早生種の方が栽培しやすいです。中国では3000年以上前から食用として栽培されていたといわれており、禍を避け福を招く縁起のよい木と考えられています。ヨーロッパには紀元前に伝わっておりローマ帝国の書物にも登場します。日本に伝わった時期は不明ですが縄文遺跡から種が出土しています。

モノプシス

  • モノプシスはキキョウ科の耐寒性多年草です。5月~10月に小さくて可憐な花が無数に開花します。細かい茎、小さな葉の株がふんわりと広がるように生長し、グランドカバーにもなります。

木蓮(モクレン・マグノリア)

  • 木蓮(モクレン・マグノリア)は中国原産の落葉小高木です。花は、花の内側と外側の色が異なっています。内側は白い色をしていますが、外側はピンクから紫色です。花が咲き始めると葉が出てきます。木蓮(モクレン・マグノリア)は中高木なので、樹丈が5m前後位まで生長し、横にも枝を広げます。 また、木蓮(モクレン・マグノリア)は、特別に剪定をしなくても樹形が乱れにくい樹木です。生長が早いので、植付けをしてから数年でも4~5m位まで樹丈が伸びます。開花時期に葉が出てくるので、花と葉を同時に鑑賞することができます。また、寒さや暑さに強いので、育てやすい樹木です。 白花を咲かせる「ハクモクレン」とは似ているようで別種です。違いは花色だけではありません。ハクモクレンは樹高が10m以上にもなる高木です。

モナルダ・ベルガモ

  • モナルダ・ベルガモは、レモンベルガモットとモナルダ・プンクタータのハイブリッド種(交配種)で、園芸種のベルガモットです。 モナルダの花の形は、タイマツのような花の形とホースミントという段状に咲くモナルダがありますが、モナルダ・ベルガモは穂状の花が段状についていている、ホースミントのような咲き方です。モナルダ・ベルガモの特徴は花丈がコンパクトで開花が早いことです。また、うどん粉病にも耐性があります。 モナルダ・ベルガモは一二年草として販売されている場合と、宿根草として販売されている場合があります。環境によっては冬を越す場合もあるということだと思いますが、暖地では一年草扱いです。

モミジ(もみじ・紅葉)

  • モミジはムクロジ科カエデ属の落葉高木です。楓の仲間ですが、葉の切れ込みが細かく赤ん坊の手のような形をしたものを区別して、モミジと呼ばれるようになりました。モミジは大きく分けてイロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジに分けられます。一般に「モミジ」というとイロハモミジをさしていることがほとんどです。江戸時代から多数の園芸品種が発達した結果、葉の形や大きさ、芽出し、色、幹や枝ぶりなどに変異が多く区別が難しいと言われています。樹高は10m以上になり大きく横に枝を広げます。 モミジはまだ若葉の開き切らないうち、ソメイヨシノが咲く頃にに開花します。花が終わるとすぐに種子が発達し、熟すとプロペラのように舞い落ちます。秋になると葉が真っ赤に紅葉して散る様が美しく、紅葉(モミジ)狩りという行楽もあります。四季を通じて美しい樹種なので各地に名所が多く存在します。身近なところでも公園や庭園、庭木、盆栽など広く楽しまれています。

モウセンゴケ

  • 漢字で書くと「毛氈苔」となりますが、花が咲いて種子をつくりますので苔の仲間ではありません。葉の表面に腺毛がたくさん生えていてその先にきらきら光る粘液を分泌して虫を粘り付け消化吸収する粘着捕虫植物(食虫植物)の1種です。捕虫方法は、1つの腺毛に虫がかかるとその信号が他の腺毛にも伝わって、周囲の腺毛がだんだんと虫の方に向かって倒れ、多くの腺毛でからめとるように虫を消化します。世界中に140種類以上が分布していてその生育環境もさまざまです。日本でもっともポピュラーなモウセンゴケは平地から山間部の湿地に自生していて、直射日光を好みますが暑さに弱い性質があります。冬場は地上部は休眠しますが霜よけ程度の屋外で越冬できます。

人気の植物ランキング