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「と」からはじまる植物1-20件 / 全30件

トリフォリウム・バニーズ

  • トリフォニウム・バニーズは、猫じゃらしを小さくしたような形のセピア色の花穂が特徴的な耐寒性一年草。同じシャジクソウ属(トリフォリウム属)に分類されているシロツメクサの近縁種です。 トリフォニウム・バニーズには、花びらより長いガクがあり、たくさんの白い毛が生えているため、花は隠れて目立ちません。花が終わってもガクと白い毛が残り、ふわふわとした花穂の姿が長く楽しめます。茎は直立または横に這うように生長し、ノスタルジックな雰囲気を漂わせます。花穂はドライフラワーとしても使うことができます。葉の形はシロツメクサと同じ三つ葉ですが、シロツメクサよりもかなり葉の幅が細くて小さいため、あまり似ていません。葉茎には細かい毛が生えています。 トリフォニウム・バニーズは、夏の高温多湿がやや苦手な性質がありますが、耐寒性が強く育てやすい植物です。放任してもたくさんの花を咲かせ、こぼれ種でよく増えます。

ドラセナ

  • ドラセナは熱帯産の観葉植物。サイズは手のひらに収まるくらいの小さいミニ観葉から、リビングに映える大きいものまであります。葉はシャープな印象なものが多く、かっこいい印象ですがどんなスタイルの空間にも合わせやすいこともありインテリアグリーンとして需要が高いです。 ドラセナと一口に言っても種類が多く、幹の太さや葉の色、形も様々あり「幸福の木」という名前で贈り物としても人気の「マッサンゲアナ」や、「ミリオンバンブー」もドラセナの仲間です。

トマト

  • 夏野菜の代表ともいえるトマト。現在様々な品種が改良され青臭さもなく、まるでフルーツのように甘いトマトの品種もあります。トマトは緑黄色野菜の1つで、トマトの栄養に含まれるクエン酸は疲労回復効果があり、その他にもリコピン、グルタミン酸など栄養も豊富で、健康や美容にも効果があることも人気の理由です。調理方法も生のままいただくサラダから、煮込み料理、ソース、スイーツなど様々な料理に使えます。 このトマト、じつは植物学者たちの調査によりトマトの原種は大玉トマトではなく、チェリートマト(ミニトマト)ということが分かっています。大玉トマトの方が突然変異として、チェリートマト(ミニトマト)よりも後に生まれました。アンデス高原に自生していたトマトの野生種は、いずれもチェリートマトの種類だったようです。 トマトは原産地では多年草ですが、日本のような温帯で育てると一年草として栽培されます。この野生種のトマトは、メキシコから北米に伝わり、実際に栽培されるようになったのは19世紀に入ってからです。ヨーロッパへ伝わるのは、コロンブスの新大陸発見が大きく影響し、ヨーロッパでトマトを食べるようになったのは、18世紀以降といわれています。 当初、ミニトマトやトマトは観賞用として育てられ、食用とされることはありませんでした。というのも、新大陸からヨーロッパに伝わった時に、トマトの実がとても赤いために有毒植物と信じられていたからです。 日本に伝わったのは17世紀の江戸時代ですが、同じように観賞用として伝わってきました。「赤茄子」としての価値しか見出せず、しばらくの間観賞用としてのみ育てられていました。 トマトの赤い実は毒性ではありませんが、じつはトマトの苗自体には有毒物質が含まれています。完熟のトマトにはほとんど含まれていませんが、「トマチン」といって、花・葉・茎などに多く含まれているため、トマトの葉は食べることができません。

唐辛子(トウガラシ)

  • 唐辛子(トウガラシ)は、ナス科トウガラシ属の中南米原産の一年草です。唐辛子(トウガラシ)はとても辛く、野菜というよりも主に香辛料として利用されています。 唐辛子(トウガラシ)の実は代表的な赤や緑色以外にも、黄色や紫の品種もあります。食用以外に、園芸として観賞用の唐辛子(トウガラシ)の品種もあります。 比較的病害虫にも強く、プランターでも育てることができるので、ベランダや庭で育てやすい野菜の1つです。唐辛子(トウガラシ)の幼苗は、ピーマン、パプリカと葉の形、枝の付き方、花なども見分けがつかないほどよく似ています。濃い緑色の卵形の葉がつき、いくつも枝分かれしたところに、上向きに5cmくらいの赤い実がなります。  

トキワマンサク(ベニバナトキワマンサク)

  • トキワマンサクはマンサク科の常緑樹で、生長すると樹高は5m近くにまでなる中高木です。花は枝先にいっせいに咲くので、遠くから見ると木全体が花に覆われているように見えるほどです。洋風・和風どちらの雰囲気にも合い、病害虫に強く丈夫なトキワマンサクは生け垣としてもとても人気があります。 トキワマンサクの花びらは葉よりも細く、ひょろりと長い変わった形をしています。花びらの先はくるりと丸まり反り返り、その集合体が花となっている一風変わった形をしています。 濃いピンクの花を咲かせるベニバナトキワマンサクは、トキワマンサクの変種で、葉も赤紫色になる種類があり観賞用として流通しています。 病害虫の害が少ない強い樹木のため、街路樹やマンションなどのエントランスの庭木としてもよく利用されます。

ドウダンツツジ(灯台躑躅)

  • ドウダンツツジは、春にすずらんに似た白いつぼ型の小さな花を咲かせる落葉低木です。自然樹形の他、刈り込みに堪えるので生垣などにもよく利用されています。また、洋風にも和風にも合うので利用範囲が広く、切り花の枝ものとしても流通しています。

トウモロコシ(とうもろこし)

  • トウモロコシは世界三大穀物の1つで食用、飼料、油、バイオエタノールの材料にもなります。 まっすぐに伸びた太い茎と大きく広がる葉が特徴です。150cmの品種のものから、大きい品種で2mを超える草丈になり、先端にススキの穂に似た雄穂、葉の付け根に雌穂ができます。 トウモロコシのひげは雌しべにあたり、ひとつひとつのトウモロコシの粒からひげが伸びています。雌しべが茶色に色づく頃トウモロコシの粒が充実し収穫時期の合図になります。 日本には、1579年に長崎や四国にポルトガル人から固粒種のフリントコーンが伝えられました。明治初期には、スイートコーン、ハニーバンダム、ピーターコーンなどがアメリカからもたらされ北海道で、試験的な農業作物として作られ、のちに全国に広がりました。

ドクダミ

  • ドクダミは、原産地が東アジアのドクダミ科での多年草です。独特な匂いでコンクリートの割れ目からも生えてくるくらい強く、抜いても抜いても生えてくる……と、雑草扱いされることも多い草花ですが、化学薬品のなかった昔は民間治療薬として重宝されてきた和のハーブのひとつです。 ドクダミは別名「十役」と呼ばれ、開花時期は5~6月で、茎先に十字型の白い花を咲かせます。ドクダミの花名の由来は、毒や傷みを抑える効果を持つことから「毒痛み」が転じたと言われる説と、葉の特有の匂いが毒ではないかといわれたことで「ドクダメ」と呼ばれるようになり、それが「ドクダミ」になったという説があります。 冬の間は地上部分はなく、春になると芽吹いて、花は5月の終わりから6月に開花します。ドクダミの花びらに見える白い部分は「総苞(そうほう)」です。花はとんがっている黄色い部分に密集しています。

ティランジア・トリグロキノイデス

  • トリグロキノイデスはエクアドル原産のティランジア(エアプランツ)です。シバナ属(triglochin)に似ていることからトリグロキノイデスと呼ばれています。 トリグロキノイデスは葉が細長く開花時以外は地味な見た目をしていますが、下垂する花序から咲かせる黄色がかった花は品があり美しいです。高い空中湿度を要求しますが、栽培は難しくありません。

フィカス・デコラ・トリカラー

  • フィカス・トリカラーはフィカス・デコラの枝変わりによって発生した園芸品種で、トリカラーの葉が特徴です。通常のデコラに比べると生長速度が遅いですが、気になるほどではありません。また、挿し木による繁殖の成功率もデコラと比べると低いように感じます。 デコラよりも寒さに弱いため冬越しに注意します。 フィカス・トリカラーの葉は美しいのですが多湿や長雨に弱く、斑の部分に茶~灰色の染みが発生することがあります。最近よく流通しているフィカス・ティネケもデコラの枝変わりによって発生した斑入りのゴムノキで、見た目が良く似ています。トリカラーとティネケの違いはクリーム色の斑の部分が大きいのがトリカラーで、細いのがティネケですが、斑の入りは株の状態や新しい枝によっても変わるため、はっきりと区別するのは難しいでしょう。

観賞用トウガラシ(唐辛子)

  • 観賞用トウガラシはトウガラシの仲間ですが、あくまでも観賞専門で食用にはできません。食用のトウガラシと同じく、ナス科の一年草です。色は、赤、黄色、オレンジ、黒、紫などカラフルな色合いで、実の形も食用のトウガラシのような形の他、丸い実など様々です。実を鑑賞して楽しむ植物ですが、最近は葉っぱにもこだわった観賞用トウガラシもあり、カラーリーフの素材としても注目が集まっています。 原産は南アメリカ~北アメリカの熱帯地域で、暑いのは得意ですが寒さは苦手なため初夏から秋までの一年草です。観賞期間は6月~12月と長く、最近は葉ものだけでも鑑賞価値が高い品種も多いので、花壇や寄せ植えなど、様々な用途で利用できる植物です。 トウガラシは、カプサイシンの成分が含まれるので、種を収穫した手で、目をこすったりするとヒリヒリする場合があるので注意しましょう。

トレニア

  • トレニアは熱帯地域原産なので生育適温が15℃~30℃で暑さに強く、夏から秋の花壇に適した開花期の長い一年草から多年草です。生育が旺盛で草丈20~30cmにこんもり茂るような姿になります。花色は白地に桃色や青地に紫などの覆輪が美しく、他に黄色やローズ色もあります。 花形は唇形で花色が野生のスミレに似ていることから別名にナツスミレ(夏菫)やハナウリクサ(花瓜草)といわれています。夏の多湿にも強く育てやすい植物ですが極端な乾燥は嫌います。横に広がって生長するので花壇の縁取りやハンギングバスケットに適しています。

トクサ(とくさ)

  • トクサ(とくさ)はヨーロッパや北アジアに分布し、日本では中部地方よりも以北の山間に自生しています。草丈が30cm~100㎝くらいに生育するシダ植物です。スギナ(つくし)と同属の植物で生命力が強く、地中に地下茎を伸ばして、そこから明るい緑色をした茎を直立に地上に伸ばし群生します。茎の表面はザラザラしていて固く、その内側は空洞になっています。茎には節があり、引っ張ると節からスポッと抜けます。    

幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)

  • 幸福の木はドラセナ・フラグランスの枝変わりによって生まれたマッサンゲアナという種類の観葉植物で、祝い事の贈答品として胡蝶蘭と共に親しまれています。また、幸福の木は愛知県渥美半島にあるナーセリーが日本で初めて輸入し、国内に流通させたと言われており強健な性質も相まって現在も人気の高い観葉植物です。 コルジリネ(コルディリネ)と見た目が似ていますが、幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)はコルジリネ(コルディリネ)と違って根茎を形成しません。 一般的に流通している幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)は生長点が切られて、防腐用に黒や茶色の薬品が塗られています。横から出ているのが脇芽でになります。

トックリラン(ノリナ)

  • トックリラン(ノリナ)はテキサス~メキシコが原産の観葉植物です。株元が大きく肥大し徳利のように見えることからトックリランという和名が付いています。また、旧学名であるノリナの名で呼ばれることもあります。英名のポニーテールは長く伸びた葉がポニーテールの様に見えることが由来です。 トックリランは乾燥に強く育てやすい観葉植物なため、贈り物などに選ばれることもあります。小さなトックリランでも堅作りで育てることで形の良い株に仕立てることが可能です。

ドリチョス・ラブラブ

  • ドリチョス・ラブラブは藤豆の仲間のマメ科のツル性一年草です。品種名はルビームーンとして流通しています。 ドリチョス・ラブラブの種は春にまき、夏にピンクの花が咲いた後、深い紫色の豆ができます。ツル性でとても生長力が強く、地植えにすると5m以上伸びるため、夏場のグリーンカーテンとして利用できます。深い紫色のさやの状態は、切り花としても流通しています。

ユーフォルビア・トゥレアレンシス

  • トゥレアレンシスはマダガスカル原産の小型の塊根性ユーフォルビアです。ユーフォルビア・デカリーなどと似た見た目をしていますが、トゥレアレンシスは枝があまり伸びずに密集するように分枝します。また、枝には細かいトゲが生えています。 デカリーなどと比べると希少な塊根性ユーフォルビアになりますが、最近では実生繁殖苗や枝挿しによって増やされた株が流通しています。また、実生繁殖されているため個体差があり、花色もピンクがかったブラウンや青みがかったグレーなど変異があります。

トラディスカンティア・ゼブリナ

  • トラディスカンティア・ゼブリナは葉の光沢と紫色が派手で美しいツユクサの仲間になります。花屋や園芸店、ホームセンターなど幅広く流通しています。日当たりが良いと紫色が強くなり、非常に美しい姿を見せてくれますが、日光が足りなかったり環境があっていないと葉が小さくなり茎が間延びすることがあります。非常に強健な植物のため初心者の方にもおすすめの植物です。

ドラゴンフルーツ

  • ドラゴンフルーツは熱帯地域に生息する森林性サボテンの一種で茎の太さは4~7cmほどになりよく分枝します。気根を出して近くの木などに絡まりながら最大で10m以上にまで生長します。 夜に大きさ30cmほどの月下美人に似た花を咲かせ、強い芳香があります。午後8時~9時ごろに開花し翌朝にはしぼむ一日花です。丈夫でそれほど手間がかからないので家庭でも結実させることができ、沖縄以外の温暖な地域でも徐々に栽培されてきています。果皮が龍のうろこのように見えるので「ドラゴンフルーツ」と呼ばれ別名を「ピタヤ」といいます。果肉の中にはごまのような種子が散らばっていて、味はさっぱりとして酸味はほとんどありません。

トケイソウ(時計草)

  • 亜熱帯を中心に分布される、ツル性多年草です。トケイソウという和名の由来は、大きな3つの雄しべが時計の針に見えることからきています。非常にユニークな形の花で、その品種は500種以上と言われています。さらに掛け合わせた園芸品種もあるので、とてもたくさんの品種があるということになります。 南米原産の植物ですが、日本でも暖地では露地で越冬します。挿し木が容易な植物であり、長く伸びたツルが地面に下垂し、そのまま根付くということも多々あります。 南国の果物で有名なパッションフルーツ(Passiflora edulis)もこのトケイソウの仲間のひとつです。
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